公益財団法人 国家基本問題研究所
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今週の直言

髙橋史朗の記事一覧

国基研理事・明星大学特別教授 髙橋史朗    国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に日中韓を含む8カ国の民間団体などが共同で登録申請をした「日本軍『慰安婦』の声」資料について、登録小委員会(RSC)は2015年の「南京大虐殺」文書に続き、国際諮問委員会(IAC)に登録を勧告した可能性が極めて高い。中国の外務省副報道局長は記者会見で、共同申請がユネスコ側からの奨励によっ...

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国基研理事・明星大学特別教授 髙橋史朗    6月24日付朝日新聞は「ユネスコ『世界の記憶』、『政治案件』一部除外へ」と題する5段記事を掲載し、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が「日本関連候補の一部の『政治的案件』を審議対象から外す方針であることがわかった」と報じた。その理由は、「世界の記憶」は保存が目的であり、「歴史的な判定や解釈はしない」「政治的党派性を有するとの非難を受けて...

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国基研理事・明星大学特別教授 髙橋史朗    9月9日、東京・千代田区の在日本韓国YMCAで、旧日本軍の慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」(記憶遺産)登録を目指す集会が催された。集会には、日本などの働き掛けでユネスコが進めている登録ガイドライン見直しに携わっているオーストラリア人のレイ・エドモンドソン氏が基調講演者として参加し、登録審査の公平性に疑問を...

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国基研理事・明星大学特別教授  髙橋史朗    ユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記憶」(記憶遺産)に旧日本軍の慰安婦に関する資料の登録を申請した共同申請書の抜粋がウェブサイトで8月3日に公開された。申請主体になったのは8カ国・地域の14の市民団体で構成される国際連帯委員会と、英国の帝国戦争博物館である。 ●「世界の記憶」申請主体は日本の団体  申請された資料は274...

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国基研理事・明星大学教授 髙橋史朗    10月4日~6日、アラブ首長国連邦の首都アブダビで開催されたユネスコ記憶遺産国際諮問委員会で、中国が登録申請した「従軍慰安婦」史料は不登録となったものの、「南京大虐殺」史料は登録と決定されてしまった。日本外交が取り返しのつかない大失態を犯した原因は一体何か。中国の申請から決定に至る経緯と日本側の対応を検証するとともに、日本が緊急に取り組む...

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国基研理事・明星大学教授 髙橋史朗    中国は昨年、ユネスコ記憶遺産として、「南京大虐殺」と中国人の「従軍慰安婦」に関する資料を登録申請した。  「南京大虐殺」については、①日本軍の蛮行を写したとされる16枚の写真②虐殺犠牲者を米人牧師ジョン・マギーが撮影したとされる「マギー・フィルム」③2万人以上の強姦があったと主張する『中国人慰安婦』(オックスフォード大学出版)に引用され...

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国基研理事・明星大学教授 髙橋史朗    米コネティカット大学のアレクシス・ダデン教授が『週刊金曜日』(4月10日号)に「日本政府の歴史問題への介入に抗議する」と題する一文を寄稿している。ダデン教授は、日本政府が米マグロウヒル社の世界史教科書の慰安婦記述の訂正を求めたことを批判した米歴史学者20人の声明文の執筆者である。声明文は3月2日に米国歴史学会の月刊のニュースレターにダデン...

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国基研理事・明星大学教授 髙橋史朗    2月5日、米歴史学者19名が「学問の自由に対する脅威」を盾に、米国の高校世界史教科書(マグロウヒル社)に対する日本政府の訂正申し入れに反対する声明を出した。なぜか声明の全文は公開されていないので、韓国メディアの報道に基づいて問題点を明らかにしたい。  ●韓国メディアのデマ宣伝  まず事実関係の明白な誤りについて指摘しておきたい。共...

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国基研理事・明星大学教授 髙橋史朗    昨年末、慰安婦問題の調査のため渡米し、全米8か所の慰安婦碑・像の調査を完了するとともに、高校の歴史教科書と授業について3名の高校生とその母親からヒアリングを行った(1月8日付産経新聞「『40万人犠牲』米高校試験に」参照)。その内容をニューヨーク総領事に面会して伝えるとともに、対応策などについて意見交換をした。  ●米教科書に捏造写真...

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国基研理事・明星大学教授 髙橋史朗    政府の教育再生実行会議がいじめ・体罰、教育委員会制度と大学教育についての提言を出したが、日本の教育は根が枯れ幹が腐りかけているという危機意識と、「文明の衝突」という世界認識が欠落している。民主党政権は目先の費用対効果で事業仕分けをしたが、教育改革は国家百年の大計に立って「未来への投資」を重視する必要がある。  ●いじめ予防と道徳...

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