公益財団法人 国家基本問題研究所
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国基研ろんだん

髙池勝彦の記事一覧

 私の6月7日付寄稿に対して、西修先生から光栄にも反論(同12日付)をいただきました。それについて、さらに私の考えを述べたいと思います。  私は、西先生の憲法9条についての解釈には全面的に賛成です。というより、私の9条の解釈は、西先生や他の同様の解釈の先生方の教えを受けて、西説に立っているのですから当然です。66条2項についても私は西説に立ちます。9条2項の交戦権否認が、自衛権の放棄にはならない...

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 比較憲法学の権威、西修教授による5月22日付の「改憲発議にウイング広げた総理の提案を評価す」について、私も意見を述べたい。  西教授は、安倍晋三総理が国会での改憲論議の低調さにしびれを切らして2020年を目標年に改憲すると言ったことを評価し、2020年ではなく、2019年でもよくはないかと述べる。賛成です。  また、総理が改憲の項目として自衛隊の存在と教育の無償化をあげたことについて、国家緊...

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 2月14日、文部科学省は次期学習指導要領の改定案を公表し、パブリック・コメントを募集している。  文科省の左翼的体質はかねてから指摘されていたことではあるが、今回驚いたことに聖徳太子を抹殺しようとしていることが明らかとなった。  中学校学習指導要領には、「『律令国家の確立に至るまでの過程』については、厩戸王(聖徳太子)の政治、大化の改新から律令国家の確立に至るまでの過程を、小学校での学習内容...

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国基研副理事長・弁護士 髙池勝彦    3月9日、大津地裁の山本善彦裁判長は、1月から2月にかけて再稼働した福井県高浜町にある関西電力高浜原発3、4号機について、滋賀県の住民29人が申し立てた仮処分を認めて、運転差し止めを命じる決定を出した。これは、わが国司法の歴史に汚点を残す一つの事件と言ふべきである。  明治時代、後に大津事件と呼ばれる大事件が起きた。明治24年(189...

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国基研副理事長・弁護士 髙池勝彦    11月28日、NHK番組の偏向を訴へた集団訴訟の東京高裁判決があり、NHK敗訴の逆転判決が出た。これは、平成21年4月5日放映されたシリーズもの「JAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」の余りに偏った内容に憤激した主として日本人と台湾人の合計1万335人がNHKを相手に起こした民事訴訟の高裁判決である。原告が1万人を超えたのは...

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