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2014.10.17 (金) 印刷する

対中関係、発言を気にし過ぎる日米 ジェームズ・アワー日米研究協力センター所長

 米ヴァンダービルト大名誉教授のジェームズ・アワー日米研究協力センター所長は10月17日、国家基本問題研究所のゲスト・スピーカーとして日米関係の現況について語り、同研究所企画委員と意見交換を行った。
 この中で、アワー教授は対中関係について、1)日米共に中国を刺激しないようにとあまりにも慎重すぎる 2)学者や評論家が中国とはもっと “Engage” (関わる)すべきだ、と指摘するが、アメリカは49年の共産中国建国以来ずっとEngageしてきている。Engage自体は戦略ではない 3)日本ではよくあることだが、アメリカでも中国側にご注進する者がいる。私がかって米艦艇で台湾に寄港した際、中国側に問題がないのかと注進に及んだものがいた。当然のことながら中国側は反発し、その結果、米艦艇の台湾寄港はこれが最後となってしまった。
 また、オバマ米大統領について、外国で自国の指導者の悪口を言いたくはないが、と断ったうえで、残念ながら大統領の信条が何であるのか、本当の所どういう人物なのか、よく分からない、と同教授は言う。あるラジオ解説者が、オバマ大統領は“POTUS” (アメリカ合衆国大統領)ではなく、”TOTUS“(アメリカ合衆国テレプリンター(透明のスクリーンにセリフを一行ずつ流す))と表現していたことがある、と指摘した。(文責・国基研)

14.10.17