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2017.06.01 (木) 印刷する

「38North:米国から朝鮮半島を見る」 ジェニー・タウン38North編集長

 米国ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)の米韓研究所(USKI)のアシスタントディレクターであるジェニー・タウン氏は、6月1日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。
 氏は、38NorthというUSKIのウェブジャーナルの編集長兼プロデューサーで、北朝鮮とその周辺における出来事(社会的発展や政治的発展から大量破壊兵器に至るまで)に関する分析を行い、ウェブ上に発表している。氏は今回の訪日が初めてであり、国内の朝鮮半島研究者などと面談したり、テレビ局の取材を受けたりするなど、きわめて多忙な中、同僚スタッフとともに当研究所を訪れた。
 氏は、38Northの目的は北朝鮮に関する最良の分析結果を提供することであり、そのため大量破壊兵器のみならず、政治的、経済的、社会的な問題を広範かつ深く掘り下げる必要があるとする。その目的を達成するため、長年北朝鮮問題を扱ってきた多数の専門家を活用して分析するという。
 定量的な分析には、衛星画像などを使用しているが、当然大きな費用がかかる。そのため、運営資金を、当該ウェブサイトに賛同する大企業や個人からの寄付により賄っているとのこと。
 分析結果は、タイムリーにウェブサイト上に発表しているが、核実験施設や弾道ミサイル試験場の動きのみならず、経済活動なども見ることができるという。
 最後に、北朝鮮問題を解決するには、交渉こそが理想的手段だというのが氏の持論であり、常に交渉の窓口を開けておく姿勢が必要だという。 (文責・国基研)

17.06.01