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2017.02.07 (火) 印刷する

【詳報】 第9回 会員の集い シンポジウム「トランプ政権と日本の決断」

会員の集い/平成28年11月23日/ホテルニューオータニ 鶴の間


アメリカでは、大方の予想を裏切り、トランプ大統領が誕生しました。この番狂わせの裏には、マスコミの偏向報道とポピュリズムの高揚が相反する形で複雑に交錯したという実態がありました。マスコミの批判を打ち破り、ポピュリズムに乗ったトランプはあくまで「ワンマン・ルール」を貫くのか。それとも、賢明なブレーンたちが軌道修正していくのか。世界は戦々恐々として見守っています。今回の議論はトランプ政権に対して、重大な懸念を表すものとなりましたが、日本の進むべき道筋は明確に示されたと思います。

【登壇者略歴】

櫻井よしこ
ハワイ大学卒業(アジア史専攻)。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、日本テレビのニュースキャスターなどを経て、フリージャーナリスト。平成19年に国家基本問題研究所を設立し、理事長に就任。大宅壮一ノンフィクション賞、菊池寛賞、フジサンケイグループの正論大賞を受賞。「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称、民間憲法臨調)の代表を務めている。著書は『凛たる国家へ 日本よ、決意せよ 論戦2016』『日本の未来』『日本の勝機―米中間の変化に果敢に向き合え』『日本国の復権』『議論の作法』『日本の敵』『新アメリカ論』など多数。

田久保忠衛
昭和8(1933)年生まれ。早稲田大学法学部卒。時事通信社でワシントン支局長、外信部長、編集局次長などを歴任。杏林大学社会科学部教授(国際関係論、国際政治学)、社会科学部長、大学院国際協力研究科長などを経て、現在名誉教授。法学博士。国家基本問題研究所副理事長。正論大賞、文藝春秋読者賞を受賞。産経新聞社の「国民の憲法」起草委員会委員長を務めた。著書は『戦略家ニクソン』『米中、二超大国時代の日本の生き筋』『憲法改正、最後のチャンスを逃すな』など多数。

萩生田光一
昭和38(1963)年生まれ。明治大学商学部卒業。大学在学中より議員秘書として政治の世界に入る。平成3年、27才最年少で八王子市議会議員に初当選。その後、東京都議会議員を経て、平成15年、衆議院議員に初当選。自民党青年局長、文部科学部会科学技術選任部会長、党副幹事長を経て、平成20年文部科学大臣政務官就任。その後も自民党筆頭副幹事長、総裁特別補佐、選対事務局長、党筆頭副幹事長を歴任。国会にあっては予算委員会理事、文部科学委員会理事を務め、平成26年衆議院選挙で4期目の当選を果たす。平成27年、第三次安倍内閣にて内閣官房副長官に就任し、現在に至る。

川村雄介
昭和52年東京大学法学部卒業後、大和證券入社。昭和56年 ワシントン大学法律学修士(LL.M)取得。平成12年 長崎大学経済学部及び同大学院教授。平成20年 日本証券業協会 自主規制会議公益委員。平成21年 一橋大学大学院客員教授。平成22年 大和総研専務理事。平成23年 日本証券経済研究所理事、大阪証券取引所社外取締役を兼務。平成24年 大和総研副理事長他 財務省・財政制度等審議会委員、金融庁・企業会計審議会委員、平成25年クールジャパン機構取締役を兼任する。著書は『入門現代証券市場』『CP=コマーシャルペーパー』『アジア証券市場とグローバル金融危機』『ミャンマー開国』など多数。

 

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