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国家基本問題研究所

日米安保シンポジウム報告「米中基軸」論の台頭で日本の影薄まる

日米安保シンポジウム報告「米中基軸」論の台頭で日本の影薄まる

 日米安保シンポジウム報告

 「米中基軸」論の台頭で日本の影薄まる

主任研究員 冨山 泰

                                                                 
 国家基本問題研究所は平成22年6月4日、初の国際シンポジウム「インド洋の覇権争い―21世紀の大戦略と日米同盟」(産経新聞社後援)を東京新宿区の早稲田大学国際会議場・井深大(まさる)記念ホールで開催した。このシンポジウムで、米国から招いたマイケル・ピルズベリー国防総省顧問は、世界のあらゆる問題の解決に米中協力が不可欠であるとする「G2」論がワシントンで力を得つつあると述べ、米国にとって日本は戦略的重要性を失いかねないと警告した。日米安全保障条約の改定50周年を機会に開いたこのシンポジウムは、戦後の平和主義と日米安保条約による米国の庇護に甘え、積極的に安全保障上の役割を果たそうとしない日本に警鐘を鳴らす場となった。

 

 

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