公益財団法人 国家基本問題研究所
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国基研 講演会

2013.10.07 (月) 印刷する

【詳報】 月例研究会 「日本再生への道」

月例研究会/平成25年7月29日/都市センターホテル・コスモスホール


 今回の研究会は、麻生副総理・財務大臣の発言を巡り、朝日新聞をはじめとして国内外の「注目」を浴びました。ですから、発言内容について大いに興味がおありだろうと思います。しかし、本誌は「その部分」を削除しています。当初は、悪意の曲解を正すためにも、大臣発言の真意をしっかり読み取ってお伝えするつもりでした。しかし、大臣が「ナチス政権を例示として上げたことは撤回する」と公言した以上、削除するのが適切だと判断しました。なお、「麻生発言」に関する国基研の見解については、櫻井理事長、石川企画委員がそれぞれ書いていますので、こちらよりお読みください。

【登壇者略歴】

櫻井よしこ
ハワイ大学卒業(アジア史専攻)。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、日本テレビのニュースキャスターなどを経て、フリージャーナリスト。2007年に国家基本問題研究所を設立し、理事長に就任。大宅壮一ノンフィクション賞、菊池寛賞、フジサンケイグループの正論大賞を受賞。『異形の大国中国』『宰相の資格』など著書多数。「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称、民間憲法臨調)の代表を務めている。

田久保忠衛
昭和8(1933)年生まれ。早稲田大学法学部卒。時事通信社でワシントン支局長、外信部長、編集局次長などを歴任。杏林大学社会科学部教授(国際関係論、国際政治学)、社会科学部長、大学院国際協力研究科長などを経て、現在名誉教授。法学博士。国家基本問題研究所副理事長。正論大賞、文藝春秋読者賞を受賞。著書は『戦略家ニクソン』ほか。産経新聞新憲法起草委員会委員長を務めている。

遠藤浩一
昭和33(1958)年生まれ。駒澤大学法学部卒。民社党月刊誌編集部長などを経て拓殖大学大学院教授・同日本文化研究所長。国家基本問題研究所理事・企画委員。専門は政治学で、政局分析にとどまらず、保守のあるべき姿を提唱する政治評論には定評がある。「戦後日本に関する深い洞察」が高く評価され、第10回正論新風賞受賞。『福田恆存と三島由紀夫 1945-1970』『政権交代のまぼろし』などの著書がある。

麻生太郎
昭和15(1940)年生まれ。学習院大学卒業。昭和54年衆議院議員に初当選。現在当選11回。自由民主党政務調査会長、総務大臣、外務大臣、自由民主党幹事長、第23代総裁を経て、第92代内閣総理大臣を務める。現在、副総理、財務・金融担当大臣。著書に『とてつもない日本』『自由と繁栄の弧』など。

西村眞悟
昭和23(1947)年生まれ。京都大学卒業。平成5年衆議院議員に初当選。現在当選6回。祝日法改正(「みどりの日」を「昭和の日」へ)等に尽力。現在、衆議院法務委員、「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」副会長。著書に、『眞悟の憂国』『闘いはまだ続いている』など、また各種雑誌に定期的に論文を掲載している。

笠浩史
昭和40(1965)年生まれ。慶応大学文学部卒。テレビ朝日政治部記者を経て、平成15年衆議院議員に初当選。民主党衆院議員。現在当選4回。文部科学副大臣、政務官を歴任。現在党幹事長代理。著書に『教育激変 新教育基本法案がめざす「家庭」「学校」「日本」の10年後』、『サッチャー改革に学ぶ 教育正常化への道』など。

 

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13.7.29

 

13.7.29産経5面
7月30日付 産経新聞に掲載