公益財団法人 国家基本問題研究所
https://jinf.jp/

最近の活動

元内閣府事務次官の松元崇・国家公務員共済組合連合会理事長は7月26日(金)、国家基本問題研究所企画委員会において、日本が衰退途上国にならないための方策など、今後の日本経済に関する考えを述べ、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 【概要】 アベノミクスの成長戦略はバブル崩壊後、失われた20年の日本経済の成長力を取り戻すことを主眼とした。その策定にかかわった経験から言える...

続きを読む

第553回 尖閣諸島を狙う 中国海警総隊東海海区の動向    わが国の尖閣諸島周辺海域で活動している中国海警船が所属する中国海警総隊東海海区は、玉環島にある基地の整備を進めている。また、隣接する海軍基地でも同様の整備が行なわれており、海軍の艦艇と調整・連携する可能性も。 中国が2007年に初めて尖閣諸島周辺の領海に侵入して以降、着実に玉環島を...

続きを読む

国基研企画委員の細川昌彦・明星大学教授は、7月19日、定例の企画委員会において、経済安全保障の論点について発表し、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。機微な内容を含むため概要のみを下記に記す。 【概要】 ●経済安全保障は国家安全保障の一環 ・中級国家の戦略:パワーではなくチョークポイント技術を持つこと ・直面する脅威:経済の武器化(経済的威圧:例えばGa, G...

続きを読む

国家基本問題研究所は、本年4月から安全保障に関する新たな取り組みとして衛星画像を活用し、地域情勢を分析する「総合安全保障プロジェクト」を開始しました。 これは、わが国を取り巻く安全保障環境の変化を、衛星画像を一つの手段として活用し情報分析を行い、目に見える形で日本への脅威を国民一人ひとりが認識することを目的としています。 今回、読売新聞と共同で衛星画像分析を行い、中国軍は台湾侵攻を想定...

続きを読む

第552回 祝「国基研 日本研究賞」受賞 ラムザイヤー教授に聞く    2024年の「国基研 日本研究賞」は『慰安婦性奴隷説をハーバード大学ラムザイヤー教授が完全論破』(ハート出版)が受賞。ラムザイヤー教授の慰安婦問題の論文は、嫌がらせのメールや、教員らによる論文撤回運動など、アメリカの学会から村八分にされる異様な状態に。なぜ、教授は論文を書き...

続きを読む

7月11日(木)、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は、外国人による優れた日本研究を顕彰、奨励する第11回「国基研 日本研究賞」の授賞式及び記念講演会を、東京の内幸町にあるイイノホールで開催。昨年は該当作品なしだったので、今回は2年ぶりの受賞発表でした。 大賞の日本研究賞はマーク・ラムザイヤー・ハーバード大学教授に、特別賞は鄭大均・東京都立大学名誉教授に贈られ、櫻井よしこ理事長から受賞者...

続きを読む

第551回 米大統領選 バイデン大統領が民主党候補を降りたらどうなるか    先日のトランプ氏との大統領候補討論会で、今後4年、職に耐えられるのかが誰の目にも明らかな結果となったバイデン大統領・・・。 大統領選と同日の下院議員選挙、1/3の上院議員選挙でも大きな影響あり、特に激戦区の民主党候補には大統領候補の差し替えを願う声も・・・。 バイ...

続きを読む

名越健郎・拓殖大学客員教授は、7月5日(金)、国基研企画委員会にて、6月19日に行われたプーチン・ロシア大統領の北朝鮮訪問について解説し、企画委員らと意見交換した。 その概要は以下のとおり。 【概要】 プーチン大統領の訪朝 6月19日の午前2時、プーチン大統領が北朝鮮の平壌に到着。その日の12時から歓迎式、首脳会談、条約調印と記者発表という公式行事が立て続けに行われた。ロシ...

続きを読む

月例研究会/令和6年4月16日/東京・内幸町イイノホール 今、日本がなすべきこと 定例の月例研究会は「今、日本がなすべきこと」というテーマ。櫻井よしこ理事長の司会で、杉山晋輔元駐米大使、本田悦朗元内閣官房参与、武居智久元海幕長が登壇しました。 登壇者略歴 ...

続きを読む

1 全 般 3月下旬以降、各教育隊で訓練を受けていた2024年上半期入隊の隊員が新隊員教育を終了し、部隊に配置された。部隊においては、着上陸訓練・機動訓練等の規模が拡大しており、訓練最盛期に向けて演練を積み重ねている段階である。 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が保有核弾頭数の推計値を発表、中国の核弾頭総数は昨年より90発増加し500発、内24発が初めて配備と評価された。 ...

続きを読む