公益財団法人 国家基本問題研究所
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最近の活動

「総合安全保障プロジェクト」は、5月30日(金)、国内主要メディア向けブリーフィングを行い、産経新聞(web)に掲載されました。過去の分析も併せてご覧ください。 「総合安全保障プロジェクト」は、わが国を取り巻く安全保障環境の変化を衛星画像を一つの手段として活用し情報分析を行い、目に見える形で日本への脅威を国民一人ひとりが認識することを目的としています。   6月4日(...

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第580回 中国海警の尖閣上空領空侵犯    5月3日尖閣諸島周辺のわが国領空内に中国海警船に搭載されたヘリコプターが侵入。海警局のヘリによる領空侵犯は初めて。 中川真紀研究員が、領空侵犯時の中国海警局と海自、海保の動きを時系列に解説し、海警局の装備・運用・後方支援は全てにおいて強化されていることを衛星画像や公開情報から分析します。 ...

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 今月の総合安全保障プロジェクトの月次報告は、岩田清文企画委員(元陸上幕僚長)と中川真紀研究員による「中国海警の尖閣上空領空侵犯と日本の対応」。今月初めにわが国尖閣諸島周辺海域に展開する中国海警の艦載ヘリコプターがわが国領空を侵犯した。今回はその概要と海警の能力などを分析・評価し、わが国が今後とるべき対応などにも言及した。  早朝第1部は、国会議員をはじめ企画委員などに対し、昼からの第2部は...

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国際政治経済学や安全保障論を専門とする京都外国語大学の土屋貴裕教授は、5月16日、国家基本問題研究所の定例の企画委員会にゲストスピーカーとして来所した。 土屋先生は、関心項目である中国人民解放軍が構築を急ぐ「新質戦闘力」や新興技術が安全保障に応用される実態などについて説明し、その後国基研企画委員らと意見を交換した。 教授の話の概要を以下に紹介する。 【概要】 ・中国は「...

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1 全 般 4月1~2日、東部戦区が台湾周辺における統合演習を実施した。昨年の統合演習と比較し、着実に海上封鎖訓練の範囲・練度を上昇させており、台湾に対する威嚇を強めている。 日本周辺では、台湾周辺での統合演習及び戦備警戒パトロールに参加した海空軍アセットや日米共同訓練等の情報収集に関連した情報収集・監視アセットの活動が多く確認された。 南シナ海においては、空母山東がフィリピン(以下...

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「総合安全保障プロジェクト」は、4月25日(金)、国内主要メディア向けブリーフィングを行い、下記各紙(産経、読売)に掲載されました。過去の分析も併せてご覧ください。 「総合安全保障プロジェクト」は、わが国を取り巻く安全保障環境の変化を衛星画像を一つの手段として活用し情報分析を行い、目に見える形で日本への脅威を国民一人ひとりが認識することを目的としています。   4月2...

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第579回 中国軍事情報のスペシャリストが中国軍事演習「海峡雷霆-2025A」を解説    公開されている情報を基に国基研中川真紀研究員が、台湾周辺で今月行われた中国軍の演習を分析。5つの注目点を見ると、公開情報だけでも、中国軍は着実に海上封鎖訓練の範囲・練度を上昇させている。「また演習・・」が、いつ実戦となるかわからない。その時、日本は対応で...

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今月の総合安全保障プロジェクトの月次報告は、中川真紀研究員による「海峡雷霆-2025A」。中国人民解放軍が4月初めに台湾周辺海空域で実施した軍事演習の概要、注目点などを分析・評価し、わが国に対する影響も考察した。 早朝第1部は、国会議員をはじめ企画委員などに対し、昼からの第2部は、主要メディアに向けて発表した。 第1部:総合安全保障プロジェクト月次報告会(午前8時~9時) 中川研...

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哲学研究家のポール・ド・ラクビビエ氏は、4月18日、国家基本問題研究所の定例企画委員会でゲストスピーカーとして来所し、「フランス保守の系譜」について講演し、その後企画委員らと意見を交換した。 講演の概要を以下に紹介する。 【概要】 多くの日本人が抱くフランス革命のイメージは、1789年から1799年にかけブルボン絶対王政を打倒して共和政を樹立した、或いは市民の権利を定めた人権宣言...

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令和7年4月15日(火)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催しました。今回は当研究所の企画委員を登壇者として日頃の国基研での議論を壇上で展開する形式とし、「日本再生」の道を探りました。 登壇者は、日米を含めた国際関係の視点から湯浅博・産経新聞特別記者、金融経済の視点から田村秀男・産経新聞特別記者、経済安全保障の視点から細川昌彦・明星大学教授、そし...

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