『国基研チャンネル』令和6年9月27日
第560回 ロシア軍機領空侵犯にフレア使用は正しい 9月23日、ロシア軍の哨戒機が3度にわたり、日本の領空を侵犯しました。3回目の侵犯の際に、航空自衛隊は警告で、初めてフレアを使用しました。ロシア機は領空侵犯の意図があったのか、侵犯に対しフレアを使用したことは適切なのか。元空将の織田邦男企画委員が解説をします。 ...
総合安全保障プロジェクト『中国の核戦略・核戦力の変化』村野将・ハドソン研究所上席研究員
総合安全保障プロジェクトの中川研究員の報告に続き、米ハドソン研究所の村野将・上席研究員がゲスト講師としてオンラインでプレゼンテーションを行いました。 村野氏は、中国の核戦略・核戦力の変化を米国の情報を駆使し、マクロからミクロにわたる分析を行い、先行実施した中川研究員の報告とは異なる視点が提供されました。 【概要】 ●中国の核戦略のこれまでの傾向 中国にとって核兵器の唯一...
『国基研チャンネル』令和6年9月20日
第560回 自民党総裁選候補者全員にアンケート実施 『国基研チャンネル』第560回は、自民党総裁選真っただ中、国基研が重視している問題について、各候補者にアンケートを行いました。その結果について、有元隆志企画委員、加藤康子企画委員が解説を行います。 ーーーーーーーーーー 設問 1. 自衛隊を9条の2に明記する憲法改正に賛成ですか ...
自民党総裁選候補者全員にアンケート実施
国基研では、自民党総裁選立候補者9名に対し、アンケートを行いました。 各候補の主張は皆様の目でご覧いただき、日本の未来を誰の手にゆだねるべきか、思考の一助となれば幸いです アンケート方法 : 各候補者事務所に対し、郵送・FAX・メールを利用し、質問を送付 以下の各設問に対し、「はい・いいえ」で回答を求めました。 アンケート送付日:...
総合安全保障プロジェクト『最近の中国核戦力整備の動向』中川真紀 国基研研究員
総合安全保障プロジェクトの月次報告。中国の軍事動向を分析する中川真紀研究員が、最近の中国核戦力整備の動向をブリーフィングしました。早朝からの開催でしたが、国会議員をはじめ企画委員など多くの参加者がありました。 この総合安全保障プロジェクトの成果は、逐次、国基研チャンネルやホームページ上でも展開します。 【概要】 ●中国の核戦略と核戦力 中国の核戦略は、2019年の中国国防白...
総合安全保障プロジェクト JAPAN Forwardに分析英訳記事掲載
英語ニュース・オピニオンサイト“JAPAN Forward”に、8月18日に産経新聞に掲載された「中国、尖閣近接の基地拡張」の英訳記事、“Chinese Naval Base Expansion Near Senkakus a New Concern”が掲載されました。詳細は下記からご覧ください。また、過去の分析も併せてご覧ください。 9月16日(月)JAPAN Forward...
『国基研チャンネル』令和6年9月13日
第559回 国益を基準にする外国人政策を確立せよ 外国人政策研究会の共同座長西岡力氏、三浦小太郎氏よる本日発表した政策提言の解説です。外国人労働者を増やす政策が次々に実施されています。人手不足解消のためにはプラスだが、外国人労働者受け入れによる教育・福祉の負担増大や地域社会との摩擦など社会的コストが顕在化しています。国基研では、外国人政策...
月例研究会「自民党総裁選の行方」
令和6年9月11日(水)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催しました。 今回は、日本の次期リーダーを決める総裁選を切り口に、各方面の有識者から率直なご意見をいただきました。登壇したのは、加藤康子元内閣官房参与と有元隆志産経新聞特別記者の国基研企画委員コンビ、そして櫻井よしこ理事長というメンバーで、会場の参加者とともに議論を深めました。簡単な概要を以下に紹...
中国軍事動向月報 2024年8月
1 全 般 日本に対し、8月26日にY―9情報収集機が長崎県男女群島沖で領空侵犯を、31日にシュパン級測量艦が鹿児島県口永良部島西で領海侵犯を行った。中国軍機としての我が国に対する領空侵犯は初確認である。領空侵犯が故意か過失かは不明であるが、習近平総書記兼中央軍委主席が7月30日に指示した「国境・海空域防衛力整備」強化に従い、新たな手段をもって対日情報収集を強化した可能性がある。 また、台...
『国基研チャンネル』令和6年9月6日
第558回 小泉さん、再エネの主力電源化をやめるべきです! 9月6日に国基研では、わが国のエネルギー政策について提言をまとめました。折しも、小泉進次郎元環境相が自民党総裁選に出馬会見を行い、原子力も活用すると述べたが、環境相時代の再エネ重視は変わっていない。 再エネを旗印にしたエネルギー政策では、国は衰退の一途をたどることに。今こそ原子...