公益財団法人 国家基本問題研究所
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最近の活動

米国の戦略予算評価センターのトシ・ヨシハラ上席研究員は、6月28日(水)、国家基本問題研究所に来所し、中国の海洋戦略について説明し、櫻井理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 ヨシハラ教授は、著書『中国海軍VS.海上自衛隊』(ビジネス社、2020年)で2021年の第8回日本研究賞を受賞したが、一昨年の授賞式はコロナ禍のため来日できなかった。この度の来日の機会にようやく対面を果たす...

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第395回 ブリンケン米国務長官訪中    中国の高圧的な態度に米国がもみ手ですり寄る印象。中国経済が右肩下がりの実態を見誤ってはならない。中華思想で高圧的外交を展開する中国に対し宥和外交は無駄である。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員   ...

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第390回 また日本の先端技術が流出    国立研究開発法人の中国籍研究者を逮捕。国防7校の北京理工大の教授を兼務。容疑が不正競争防止法とは如何なものか。スパイ防止法がないと歯止めにならない。危機意識薄い日本の大学・研究機関は国益を守るべし。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員   ...

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南モンゴル人権情報センターのエンフバット・トゴチョグ代表ら米国在住の3名は、6月9日(金)、国家基本問題研究所企画委員会において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 代表らによる講話の概要は以下のとおり。 【概要】 ● 南モンゴル(内モンゴル自治区)の背景 まず南モンゴルの人権状況を話す前に背景を解説する。第2次世界大戦後、内モンゴル自治政府として中華民国か...

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第386回 人権状況に関しG7広島サミットの共同声明に南モンゴルは入らず 日本からもっと声をあげるべき   櫻井よしこ 国基研理事長瀬尾友子 国基研企画委員   第387回 長期化するウクライ...

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国基研は6月7日、柯文哲主席率いる台湾民衆党一行の来訪を受け、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員と両岸問題などに関し幅広く意見交換をした。 今回の訪問は、柯文哲党首をはじめ台湾民衆党一行が訪日する機会に、わが国の代表的研究機関の一つとして当研究所を指名し、実現したものである。一行には20を超えるメディアが随行し、その注目度の高さが覗えた。 櫻井よしこ国基研理事長及び柯文哲党首の挨...

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6月6日(火)、国家基本問題研究所は来日中のケビン・ドーク 米ジョージタウン大学教授を招き、特別講演会を東京・千代田区のホテルニューオータニで開催した。 ドーク教授は第1回日本研究賞を受賞した米国の歴史学者であり、今回は「アメリカの政治・メディアで中国はいかに議論されているか」というテーマで講演した。 講話の概要は以下のとおり。 【講話の概要】 現代アメリカのアカデミズ...

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第378回 今週の企画委員会 先日の拉致の会合で岸田首相がメッセージ、北朝鮮がすぐに反応。限られた時間の中、拉致問題が動くことを期待したい。6月1日に南アフリカでBRICS会合。基軸通貨で米ドル外しの動きあり。岸田首相はグローバルサウスを取り込めるか。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員...

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第375回 頑張った反面、踏み込み不足 本日の企画委員会ではG7広島サミットを議論。広島出身の岸田さんは頑張った反面、踏み込み不足で、その後の外交にも不安。印のモディさんは豪に行ったが、岸田さんは行かなかった。米のバイデンさんはパプアにも行かなかった。QUADや太平洋諸国はどうする。   櫻井よしこ 国基...

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5月18日(木)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催した。今回のテーマ「岸田外交の一年を問う」は、激動する国際情勢の中で岸田政権の外交政策の軌跡を追い、今まさに開催中のG7サミットで、いかなる成果を導くのか、という問題意識のもとに設定。 登壇者は、第1次安倍政権で総理大臣公邸連絡調整官を、菅・岸田両政権で外交担当内閣官房参与を務める宮家邦彦氏、国...

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