公益財団法人 国家基本問題研究所
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最近の活動

小堀桂一郎東京大学名誉教授は、7月19日、定例の企画委員会におけるゲストスピーカーとして、天皇と国民主権について語った。特に、本年6月に復刻版が出版された法哲学者尾高朝雄著『国民主権と天皇制』をとりあげ、象徴天皇制が国民主権とは矛盾しないという尾高理論について詳しい解説を加え、参会者と意見を交換した。 小堀教授は、まず尾高氏の著作について語る前に、執筆当時の昭和22年は決定的に情報が...

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 国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は、外国人による優れた日本研究を顕彰、奨励する第6回「国基研 日本研究賞」の受賞記念講演会および授賞式を、7月10日(水)東京の内幸町にあるイイノホールで開催した。  奨励賞は、神戸大学大学院法学研究科 簑原俊洋教授及び拓殖大学国際日本文化研究所 ペマ・ギャルポ教授の著作に、また特別賞には現代史家 秦郁彦氏の英訳本に授与した。  授賞式では、安倍晋三 内...

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成城大学の牧野陽子教授は、7月12日、定例の企画委員会におけるゲストスピーカーとして、明治期にわが国の伝統や文化を理解し海外に紹介したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の業績について語り、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 明治期に来日した欧米人が、日本のことを研究する上で最初に取り組んだのは、神道の研究であったという。なぜなら、彼らは国の歴史・文化の基礎は宗教にあると...

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李度珩氏は、7月5日、定例の企画委員会におけるゲストスピーカーとして、韓国の国内事情などについて語り、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 まず氏が語ったのは、2017年6月28日の文在寅大統領。初訪米の際、最初に大統領が向かったのは、バージニア州の海兵隊基地にある長津湖(チャンジンホ)の戦いの碑への慰霊だった。朝鮮戦争において米国史上で最悪の敗戦の一つに数えられる戦闘...

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通商問題や農業問題の第一人者、山下一仁氏は、6月28日、定例の企画委員会にゲスト・スピーカーとして来所した。山下氏は、世界を揺るがす通商問題と題して、ブレグジット、米中貿易戦争、日米交渉、農業問題など幅広く語り、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 まずブレグジットの問題について。EUはそもそも関税同盟や単一市場により、域内の税関検問所を不要としてきたが、英国が完全に...

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国家基本問題研究所は、第6回「国基研 日本研究賞」の受賞者を下記のとおり決定いたしました。   日本研究奨励賞 ペマ・ギャルポ (拓殖大学国際日本文化研究所教授) 「犠牲者120万人 祖国を中国に奪われたチベット人が語る 侵略に気づいていない日本人」 (ハート出版、2018) ...

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日本で活動しているロシア問題の専門家、グレンコ・アンドリー氏(ウクライナ出身)は、6月7日、定例の企画委員会にゲスト・スピーカーとして来所した。アンドリー氏は、ロシアが2014年にウクライナを侵略した経験から得た教訓をもとに、ロシアという国の本性や、我が国の対露警戒心の薄さなどについて語り、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 まず氏が指摘するのは、5年前のウクライナ...

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サイバーセキュリティの専門家で、国基研の客員研究員でもある伊東寛氏は、5月31日、定例の企画委員会にゲスト・スピーカーとして来所、世界で問題化している5Gとサプライチェーンリスクについて語り、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 氏によると、一般的に5Gというのは5th Generationのことで、第5世代の無線通信技術を意味する。例えば、4Gの代表格・携帯電話と比...

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荒井桂・公益財団法人郷学研修所、安岡正篤記念館副理事長兼所長は、5月17日、国家基本問題研究所の企画委員会におけるゲストスピーカーとして、山鹿素行の『中朝事実』を題材に、安岡教学の視点をもって日本精神などについて語り、田久保忠衛副理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 荒井所長は、まず『中朝事実』という書物がどのようなものかを説明した。すなわち、江戸初期の儒学者・山鹿素行(1622...

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ヨーロッパにおける諸問題が専門の渡邊啓貴・帝京大学教授は、5月10日、国家基本問題研究所の企画委員会におけるゲストスピーカーとして、欧州情勢をめぐる現状と今後の見通しなどについて語り、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 教授はまず、複雑な欧州情勢の全体像を概観。欧州域外環境の変化として、米国に誕生したトランプ政権、一帯一路で世界に躍進する中国、ウクライナ危機などで野心...

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