『国基研チャンネル』令和6年11月8日
第565回 日韓比較 トランプ電話会談 米大統領選は、大方の予想を覆し、トランプ氏の圧勝で幕を閉じた。石破首相と韓国・尹大統領は、さっそくトランプ氏に電話で祝意を伝えたが、その内容は・・? 西岡企画委員が分析します。 西岡力 国基研企画委員兼研究員・麗澤大学特任教授 ...
六ケ所再処理工場の審査の状況について 日本原燃株式会社
11月1日(金)、国基研企画委員会は、民間会社として青森県六ケ所村の再処理工場を運営する日本原燃担当者から再処理工場の審査状況に関するブリーフィングを聞き、意見交換を実施した。 【概要】 青森県六ケ所村に所在する日本原燃は、核燃料サイクルの商業利用を目的に1992年に設立された。わが国の核燃サイクルの発展の歴史と、新規制基準の適合性審査による27回目の竣工延期という現状について説明する。 ...
「中国デフレに出口無し 不発続きの習近平政権経済政策」 田村秀男・産経新聞特別記者
10月25日、経済問題に詳しい田村秀男・産経新聞特別記者が、安値輸出と生産過剰を続ける中国の経済動向を解説した。 【概要】 〇行き詰まった共産党主導経済 ほぼ1年前から中国の金融不安の実態が報道されるようになった。金融「爆雷」の頻発である。中植集団グループのようなノンバンクが、バブル崩壊のために不動産関連融資を回収出来ず、投資者の元金と金利の支払いを一方的に停止したままになってい...
「中国軍着上陸作戦の様相 - 漢光40号を基にした一例の提示」 中川真紀・国基研研究員
10月25日、中国軍事動向の専門家・中川真紀研究員が、仮に中国軍が台湾に対し着上陸作戦を展開した場合のイメージを、台湾が7月に実施した「漢光40号」演習を参考に具体的に例示し、解説した。 【概要】 〇中国の台湾侵攻イメージ 中国軍による台湾侵攻イメージは、上陸前に電子妨害やミサイル攻撃で台湾の防空力を制圧するSEAD(Suppression of enemy air defens...
『国基研チャンネル』令和6年10月25日
第564回 中国デフレに出口なし 情報統制のため分かりづらいが、実際は0かマイナス成長に近い水準の中国経済。外貨が逃げている状況では、国債発行といった財政出動政策もできない。この状況で問題になるのは、外国企業の中国でのビジネス。国際的に明らかにルール違反の強制措置を行いながら、一部企業に優遇措置を与え、企業を取り込んでは、技術を吸収し、安...
『北朝鮮軍のウクライナ派兵はあるか』 名越健郎・拓殖大学海外事情研究所客員教授
名越健郎・拓殖大学海外事情研究所客員教授は、10月18日(金)、国基研企画委員会で「北朝鮮軍のウクライナ派兵はあるか」と題して講演し、企画委員らと意見を交換した。 名越教授は、7月に露朝関係の行方を解説したが、今回はその後の変化や今後の展開などについてであり、大変興味深い内容であった。 講演の概要は以下のとおり。 【概要】 北朝鮮のウクライナ派兵はどう報じられたか 「...
『国基研チャンネル』令和6年10月18日
第563回 台湾危機『聯合利剣-2024B』中国軍事演習を解説 10月14日、中国軍は台湾周辺で、軍事演習「聯合利剣-2024B」を実施。これは今年5月に行った演習に続くもので、今回は重要港湾・要域の封鎖が演習の重視項目に。演習の意図と、日本に対する影響を中川真紀研究員が解説します。 中川真紀 国基研研究員...
国基研「会員の集い」のお知らせ
この度、国家基本問題研究所では令和6年11月4日(月)14時より都内にて「会員の集い」を開催いたします。 シンポジウムは「日米新政権の下で、私たちがなすべきこと」と題し、小林鷹之 衆議院議員、ジョセフ・クラフト 経済アナリスト、湯浅博 産経新聞特別記者、岩田清文 元陸上幕僚長とモデレーターとして櫻井よしこ 理事長が登壇します。 国基研独...
中国軍事動向月報 2024年9月
1 全 般 訓練最盛期に入り、統合訓練等訓練の頻度・レベルを上げるとともに、秋季徴兵により入隊した新兵が各軍種の教育部隊に着隊し訓練を開始した。 台湾侵攻を主担当とする東部戦区では民間船も参加した統合着上陸訓練等を、海軍では空母2コ編隊が太平洋と南シナ海でそれぞれ遠海訓練を、ロケット軍及び陸軍長距離砲部隊は大規模な実射訓練を実施した。また、海警総隊が初めて公海上でヘリによる法執行活動を実...
『国基研チャンネル』令和6年10月4日
第562回 中国軍がICBMを発射 その性能と意図は? 9月25日に中国軍が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射しました。公海上に発射するのは44年ぶりのことです。このICBMの性能と発射の意図を国基研中川真紀研究員が解説します。 有元隆志 国基研企画委員・産経新聞特別記者中川真紀 国基研研究員 ...