公益財団法人 国家基本問題研究所
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最近の活動

第533回 憲法改正、怯まず進め    先日の自民党大会で岸田首相は任期中の憲法改正を明言しました。果たして9月の任期に間に合うでしょうか。仮に国会発議ができたとしても、国民投票までに2か月以上の広報周知の必要があります。憲法審査会の議論さえ進まず、国会では政治とカネばかり。もう予算の議論は済んでいます。首相には怯まず進んで欲しいと思います。 ...

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第530回 岸田訪米の政治利用に物申す    4月に岸田首相の訪米が計画されています。米大統領選の最中、共和・民主両陣営とも首脳会談を政治利用するでしょう。USスチール賠償の件で譲歩した場合、禍根を残すのでは。そもそも訪米のタイミングが悪すぎます。岸田首相にはもっと国益を考えて訪米していただきたいと思います。   櫻...

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国基研は3月8日(金)、企画委員会にて、台湾のカウンターパートとオンラインでつなぎ、台湾側は陳南天・台湾安保協会理事長が、日本側は太田文雄企画委員がモデレーターとなり、櫻井よしこ理事長を始め参加した企画委員らと意見交換した。概要は以下のとおり。 台湾側: 陳南天・台湾安保協会理事長(代表) 頼怡忠・遠景基金執行長 蒙志成・成功大学政治学科教授 陳慧蓉・文化大学新聞学科教授  ...

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第526回 核の議論をタブー視するな    防衛費43兆円の使い道、抑止力の強化に真に必要なのは何か。我が国は中・露・朝の核保有国に囲まれる環境の中、米国の拡大抑止に自国の生存を依存するだけでいいのでしょうか。今の日本、核について議論さえできない風潮。当事者意識が欠如した状態ではいけません。   櫻井よしこ 国基研理...

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第523回 政治とカネの問題に早く決着をつけよ    国会では政治倫理審査会が開催。東京地検特捜部の一カ月にわたった捜査以上のものは考えられないが、どんどん話が広がり、政治に対する信頼を貶めていく方向に。岸田首相の言う道義的責任を追及し始めれば終わりがない。国内外の情勢は課題山積。この問題はどこかで区切りをつけ、政治を前に進めていく決断が必要。...

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第520回 直面する課題に取り組め    厳しい国際政治の中、揺れる国内政治上の議論。国会では政治資金の説明責任ばかり。加えて旧統一協会の問題では信教の自由が蔑ろに。犯罪は厳しく罰するのは当然。国会には大事な課題が他にもあります。岸田政権は取り組むべき課題に向き合うべきです。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国...

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第516回 ウクライナ支援を積極的にせよ    とても難しい局面に入ったウクライナ情勢。軍司令官の解任に加え、最大の支援国である米議会で予算が通りません。この戦争、侵略国ロシアを勝たせてはなりません。決して対岸の火事でない日本は独自の支援を進め、装備移転についても政治決断を急いで欲しいです。   櫻井よしこ 国基研理...

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第513回 憲法改正に向けて段取りを進めよ    今こそ政治のリーダーシップが必要です。「政治とカネ」はもちろん重要ですが、それだけが重要課題ではありません。岸田政権からは政策実現の道筋が見えてきません。派閥解消は自民党が真の政策中心に生まれ変わるチャンスです。憲法改正に向けた段取りを進めていきましょう。   櫻井よ...

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第509回 日本の司法の課題    政治資金の問題で揺れた政界。一部には検察への批判もありました。派閥の収支不記載は言語道断ですが、検察から一部メディアへ情報リークとの報道も。検察や司法のあり方も、新たな課題ではないでしょうか。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員   ...

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令和6年1月23日(火)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催した。 今回は、中国から帰国したばかりの垂秀夫・前中国大使の基調講演に続き、櫻井よしこ・国基研理事長の司会でディスカッションが行われた。矢板明夫・産経新聞台北支局長が台湾からオンラインで、湯浅博・国基研企画委員はリアルで参加し、熱い発表及び討論が行われ、忌憚のない意見交換が行われた。概要...

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