2025年2月の記事一覧
総合安全保障プロジェクト 『日本本土へ攻撃可能なミサイル部隊の整備動向』 中川真紀・国基研研究員
総合安全保障プロジェクトの月次報告会、中国の軍事動向を分析する中川真紀研究員が、「日本本土へ攻撃可能なミサイル部隊の整備動向」と題し、中国ロケット軍の対地攻撃用のミサイル部隊の発展状況についてブリーフィング。まず早朝、国会議員をはじめ企画委員など多くの参加者を得て実施した後、昼からはメディア向けに同内容の報告会を行った。 第1部:総合安全保障プロジェクト月次報告会(午前8時~9時) ...
『日台米比(第1列島線防衛)対話』
国基研は2月21日(金)、企画委員会にて、台湾側は来所、米比とはオンラインでつなぎ、太田文雄企画委員をモデレーターとして、櫻井よしこ理事長を始め企画委員らと意見交換した。 【発表者】 日本:中川真紀・国基研研究員 台湾:鍾志東・国防安全保障研究所、林彦宏・台湾安保協会 米国:フレッド・フライツ・アメリカ第一研究所(オンライン) 比国:ロンメル・オン・元海軍少将(オンラ...
中国軍事動向月報 2025年1月
1 全 般 1月2日、全軍において新年度の軍事訓練が開始された。各部隊で訓練開始式等が実施され、新たな訓練年度の始まりを宣言した。また、29日の春節を前に、優秀部隊・隊員の表彰、昇任式、退役式等の行事も各部隊で実施された。 1月は、昨年末の最終検閲を総括し、新たな訓練年度に向けての準備が行われる月であり、定期的なパトロールは継続しているものの、大規模な訓練等は確認されなかった。 台湾...
『国基研チャンネル』令和7年2月7日
第574回 中国海警船の活動が強化!? 日本の出方をうかがう 尖閣沖での中国海警船の活動がさらに強化。今まで以上に強力な砲を搭載した海警船が接続水域を航行、日本の出方をうかがっている。中国はサラミスライス戦略を確実に進めている!中川研究員が解説します。 中川真紀 国基研研究員 ...
『ウクライナ情勢と日本』 松田邦紀・前駐ウクライナ特命全権大使
1月31日の二人目のゲストスピーカーは、松田邦紀・前駐ウクライナ特命全権大使で、「ウクライナ情勢と日本」と題して講演し、その後企画委員らと意見交換をした。 ロシアによるウクライナ侵略戦争が始まってから間もなく4年目に入る。松田大使は、ロシアが侵攻した時点の駐ウクライナ日本大使として多くのことを経験したという。この戦争とは何か、日本にとっての教訓は何か、現状分析を含め示唆に富むお話を伺った。 ...