公益財団法人 国家基本問題研究所
https://jinf.jp/

最近の活動

国基研総合安全保障プロジェクトの月次報告会。今回は、中曾根平和研究所の大澤淳・主任研究員が、「サイバー安全保障分野での対応能力向上」と題しブリーフィングを行い、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員及び有志国会議員らと意見交換をしました。以下に概要を記載します。 【概要】 近年サイバー攻撃の脅威が急速に高まっていることは、策定された国家安全保障戦略にも記されたとおりである。その方針のもと...

続きを読む

総合安全保障プロジェクトの月次報告。中国の軍事動向を分析する中川真紀研究員が、わが国領空に対する中国軍機による領空侵犯事案及び最近台湾が実施した軍事演習「漢光演習40号」の様子をブリーフィングしました。 早朝からの開催でしたが、国会議員をはじめ企画委員など多くの参加者がありました。 この総合安全保障プロジェクトの成果は、逐次、国基研チャンネルやホームページ上でも展開します。 ...

続きを読む

第557回 中国軍機による領空侵犯    8月26日に中国軍機(Y-9 情報収集機)が日本領空を侵犯した。故意か過失かは不明であるが、中国国防省の報道官は会見で「深読みしないことを望む」と述べた。訪中した日中友好議連の二階会長は遺憾の意を表明したが、それだけでよいのか。国基研中川真紀研究員が深読みします。   有元隆...

続きを読む

第556回「米大統領選 間もなく弾ける“カマラバブル”」    米民主党大会はカマラ・ハリス米副大統領の大統領候補指名受諾演説で幕を閉じた。ほとんどが民主党の応援団である米の主要メディアと、それに乗っかる日本のメディアもハリスを盛んに持ち上げている。 しかし、政策についてほとんど語らず、語った政策はハリス氏を持ち上げてきた米のメディアも首をか...

続きを読む

国家基本問題研究所は、本年4月から安全保障に関する新たな取り組みとして衛星画像を活用し、地域情勢を分析する「総合安全保障プロジェクト」を開始しました。 これは、わが国を取り巻く安全保障環境の変化を衛星画像を一つの手段として活用し情報分析を行い、目に見える形で日本への脅威を国民一人ひとりが認識することを目的としています。 今回、産経新聞に「中国、尖閣近接の基地拡張」と題し分析記事が掲載さ...

続きを読む

第555回「日銀利上げショック 金融・財政政策は王道に還れ」    日銀の0.25%の利上げは、ブラックマンデーを上回る株価の大暴落を引き起こし、世界的な金融市場の混乱を及ぼした。日銀による金融政策、岸田政権の財政政策のあるべき姿とは何か。   田村秀男 国基研企画委員・産経新聞特別記者   ...

続きを読む

1 全 般 陸軍の民間船との着上陸訓練や海軍の実射・遠海訓練等、軍種毎に訓練を高度化させ、積み上げを継続している。更に海空軍はロシア(以下、露)との海上共同パトロール、海上共同演習、共同空中戦略パトロールを実施、その行動範囲を拡大すると共に中露軍事協力の継続をアピールし、米国等を牽制した。 台湾に対しては、台湾の漢光演習40号に先立ち、台湾南東にて空母「山東」も参加する海空協同訓練を実施し...

続きを読む

第554回「原子力規制委員会に物申す 敦賀2号機の審査は追加調査をして判断を」    原子力規制委員会が敦賀2号機の再稼働を認めないと判断。しかし、規制委の判断は科学的な根拠に基づいているとは言い難い。もし敦賀2号機が廃炉になれば、審査中の原発についても影響が。奈良林企画委員が解説します。   奈良林直 国基研理事・...

続きを読む

4月から開始した総合安全保障プロジェクト。その一環として、最近の中国海警局の動向を中川真紀研究員が台湾海峡における「潮目」という観点からブリーフィングしました。 早朝からの開催でしたが、国会議員をはじめ企画委員など多くの参加者がありました。 この総合安全保障プロジェクトの成果は、逐次、国基研チャンネルやホームページ上でも展開します。 【概要】 月例の中国軍事動向の定期報...

続きを読む

元内閣府事務次官の松元崇・国家公務員共済組合連合会理事長は7月26日(金)、国家基本問題研究所企画委員会において、日本が衰退途上国にならないための方策など、今後の日本経済に関する考えを述べ、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 【概要】 アベノミクスの成長戦略はバブル崩壊後、失われた20年の日本経済の成長力を取り戻すことを主眼とした。その策定にかかわった経験から言える...

続きを読む