公益財団法人 国家基本問題研究所
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最近の活動

10月25日、中国軍事動向の専門家・中川真紀研究員が、仮に中国軍が台湾に対し着上陸作戦を展開した場合のイメージを、台湾が7月に実施した「漢光40号」演習を参考に具体的に例示し、解説した。 【概要】 〇中国の台湾侵攻イメージ 中国軍による台湾侵攻イメージは、上陸前に電子妨害やミサイル攻撃で台湾の防空力を制圧するSEAD(Suppression of enemy air defens...

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第564回 中国デフレに出口なし    情報統制のため分かりづらいが、実際は0かマイナス成長に近い水準の中国経済。外貨が逃げている状況では、国債発行といった財政出動政策もできない。この状況で問題になるのは、外国企業の中国でのビジネス。国際的に明らかにルール違反の強制措置を行いながら、一部企業に優遇措置を与え、企業を取り込んでは、技術を吸収し、安...

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名越健郎・拓殖大学海外事情研究所客員教授は、10月18日(金)、国基研企画委員会で「北朝鮮軍のウクライナ派兵はあるか」と題して講演し、企画委員らと意見を交換した。 名越教授は、7月に露朝関係の行方を解説したが、今回はその後の変化や今後の展開などについてであり、大変興味深い内容であった。 講演の概要は以下のとおり。 【概要】 北朝鮮のウクライナ派兵はどう報じられたか 「...

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第563回 台湾危機『聯合利剣-2024B』中国軍事演習を解説    10月14日、中国軍は台湾周辺で、軍事演習「聯合利剣-2024B」を実施。これは今年5月に行った演習に続くもので、今回は重要港湾・要域の封鎖が演習の重視項目に。演習の意図と、日本に対する影響を中川真紀研究員が解説します。   中川真紀 国基研研究員...

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   この度、国家基本問題研究所では令和6年11月4日(月)14時より都内にて「会員の集い」を開催いたします。   シンポジウムは「日米新政権の下で、私たちがなすべきこと」と題し、小林鷹之 衆議院議員、ジョセフ・クラフト 経済アナリスト、湯浅博 産経新聞特別記者、岩田清文 元陸上幕僚長とモデレーターとして櫻井よしこ 理事長が登壇します。   国基研独...

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1 全 般 訓練最盛期に入り、統合訓練等訓練の頻度・レベルを上げるとともに、秋季徴兵により入隊した新兵が各軍種の教育部隊に着隊し訓練を開始した。  台湾侵攻を主担当とする東部戦区では民間船も参加した統合着上陸訓練等を、海軍では空母2コ編隊が太平洋と南シナ海でそれぞれ遠海訓練を、ロケット軍及び陸軍長距離砲部隊は大規模な実射訓練を実施した。また、海警総隊が初めて公海上でヘリによる法執行活動を実...

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第562回 中国軍がICBMを発射 その性能と意図は?    9月25日に中国軍が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射しました。公海上に発射するのは44年ぶりのことです。このICBMの性能と発射の意図を国基研中川真紀研究員が解説します。   有元隆志 国基研企画委員・産経新聞特別記者中川真紀 国基研研究員 ...

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第560回 ロシア軍機領空侵犯にフレア使用は正しい    9月23日、ロシア軍の哨戒機が3度にわたり、日本の領空を侵犯しました。3回目の侵犯の際に、航空自衛隊は警告で、初めてフレアを使用しました。ロシア機は領空侵犯の意図があったのか、侵犯に対しフレアを使用したことは適切なのか。元空将の織田邦男企画委員が解説をします。   ...

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総合安全保障プロジェクトの中川研究員の報告に続き、米ハドソン研究所の村野将・上席研究員がゲスト講師としてオンラインでプレゼンテーションを行いました。 村野氏は、中国の核戦略・核戦力の変化を米国の情報を駆使し、マクロからミクロにわたる分析を行い、先行実施した中川研究員の報告とは異なる視点が提供されました。 【概要】 ●中国の核戦略のこれまでの傾向 中国にとって核兵器の唯一...

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第560回 自民党総裁選候補者全員にアンケート実施    『国基研チャンネル』第560回は、自民党総裁選真っただ中、国基研が重視している問題について、各候補者にアンケートを行いました。その結果について、有元隆志企画委員、加藤康子企画委員が解説を行います。 ーーーーーーーーーー 設問 1. 自衛隊を9条の2に明記する憲法改正に賛成ですか ...

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