『国基研チャンネル』令和6年3月1日
第523回 政治とカネの問題に早く決着をつけよ 国会では政治倫理審査会が開催。東京地検特捜部の一カ月にわたった捜査以上のものは考えられないが、どんどん話が広がり、政治に対する信頼を貶めていく方向に。岸田首相の言う道義的責任を追及し始めれば終わりがない。国内外の情勢は課題山積。この問題はどこかで区切りをつけ、政治を前に進めていく決断が必要。...
『国基研チャンネル』令和6年2月16日
第520回 直面する課題に取り組め 厳しい国際政治の中、揺れる国内政治上の議論。国会では政治資金の説明責任ばかり。加えて旧統一協会の問題では信教の自由が蔑ろに。犯罪は厳しく罰するのは当然。国会には大事な課題が他にもあります。岸田政権は取り組むべき課題に向き合うべきです。 櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国...
『国基研チャンネル』令和6年2月9日
第516回 ウクライナ支援を積極的にせよ とても難しい局面に入ったウクライナ情勢。軍司令官の解任に加え、最大の支援国である米議会で予算が通りません。この戦争、侵略国ロシアを勝たせてはなりません。決して対岸の火事でない日本は独自の支援を進め、装備移転についても政治決断を急いで欲しいです。 櫻井よしこ 国基研理...
『国基研チャンネル』令和6年2月2日
第513回 憲法改正に向けて段取りを進めよ 今こそ政治のリーダーシップが必要です。「政治とカネ」はもちろん重要ですが、それだけが重要課題ではありません。岸田政権からは政策実現の道筋が見えてきません。派閥解消は自民党が真の政策中心に生まれ変わるチャンスです。憲法改正に向けた段取りを進めていきましょう。 櫻井よ...
『国基研チャンネル』令和6年1月26日
第509回 日本の司法の課題 政治資金の問題で揺れた政界。一部には検察への批判もありました。派閥の収支不記載は言語道断ですが、検察から一部メディアへ情報リークとの報道も。検察や司法のあり方も、新たな課題ではないでしょうか。 櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員 ...
月例研究会 「台湾総統選挙後のインド太平洋情勢」
令和6年1月23日(火)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催した。 今回は、中国から帰国したばかりの垂秀夫・前中国大使の基調講演に続き、櫻井よしこ・国基研理事長の司会でディスカッションが行われた。矢板明夫・産経新聞台北支局長が台湾からオンラインで、湯浅博・国基研企画委員はリアルで参加し、熱い発表及び討論が行われ、忌憚のない意見交換が行われた。概要...
『台湾総統選挙の分析と今後の行方』 産経新聞台北支局長・矢板明夫氏
産経新聞台北支局長の矢板明夫氏は、1月19日(金)、国基研企画委員会に台湾からオンラインで参加し、先日行われた台湾総統選挙について語り、櫻井よしこ理事長を始め参加した企画委員らと意見交換をした。その概要は以下のとおり。 【概要】 1月13日、台湾で総統選挙が行われた。選挙の結果は蔡英文政権で副総統を務める頼清徳氏が勝利したが、与党民進党の完全勝利というにはほど遠い。 得票率で...
『国基研チャンネル』令和6年1月19日
第505回 自民は政策集団に立ち戻れ 派閥の問題で政治が揺れています。この問題で岸田首相は宏池会(岸田派)の解散検討を表明。清和会や他派閥にボールを投げた格好です。そもそも派閥はポストや資金集めの道具ではありません。政策中心に立ち戻るべきです。自民党の再生を期待して監視していきましょう。 櫻井よしこ 国基研...
弔辞 田久保忠衛さんへ
田久保忠衛さん、田久保さんと共に歩んだ長い歳月が脳裡によみがえってきます。多くの貴重な学びを得た歳月、価値観を共有する喜びに満ちた歳月は、どこから振り返ればよいのかわかりません。 田久保さんと親しくお話しするようになったのは1980年代後半、関嘉彦先生の勉強会に招かれた時からで、私は30代でした。民主社会主義に基づく日本の再建、シヴィック・スピリットとシヴィック・ライトの違い、ネーションとス...
『国基研チャンネル』令和6年1月12日
第499回 田久保忠衛さんを悼んで 国基研を共に創り上げた田久保副理事長が1月9日に亡くなられました。民主主義、言論の自由、国体などをとても大事にされ、病床で最後の時まで国体の勉強を続けておいででした。このような姿勢を私たちも見習い、国基研はこれからも頑張ってまいります。応援よろしくお願いします。 櫻井よし...