『国基研チャンネル』令和6年7月5日
第551回 米大統領選 バイデン大統領が民主党候補を降りたらどうなるか 先日のトランプ氏との大統領候補討論会で、今後4年、職に耐えられるのかが誰の目にも明らかな結果となったバイデン大統領・・・。 大統領選と同日の下院議員選挙、1/3の上院議員選挙でも大きな影響あり、特に激戦区の民主党候補には大統領候補の差し替えを願う声も・・・。 バイ...
「露朝関係の行方」名越健郎・拓殖大学客員教授
名越健郎・拓殖大学客員教授は、7月5日(金)、国基研企画委員会にて、6月19日に行われたプーチン・ロシア大統領の北朝鮮訪問について解説し、企画委員らと意見交換した。 その概要は以下のとおり。 【概要】 プーチン大統領の訪朝 6月19日の午前2時、プーチン大統領が北朝鮮の平壌に到着。その日の12時から歓迎式、首脳会談、条約調印と記者発表という公式行事が立て続けに行われた。ロシ...
【詳報】 月例研究会「今、日本がなすべきこと」
月例研究会/令和6年4月16日/東京・内幸町イイノホール 今、日本がなすべきこと 定例の月例研究会は「今、日本がなすべきこと」というテーマ。櫻井よしこ理事長の司会で、杉山晋輔元駐米大使、本田悦朗元内閣官房参与、武居智久元海幕長が登壇しました。 登壇者略歴 ...
中国軍事動向月報 2024年6月
1 全 般 3月下旬以降、各教育隊で訓練を受けていた2024年上半期入隊の隊員が新隊員教育を終了し、部隊に配置された。部隊においては、着上陸訓練・機動訓練等の規模が拡大しており、訓練最盛期に向けて演練を積み重ねている段階である。 ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が保有核弾頭数の推計値を発表、中国の核弾頭総数は昨年より90発増加し500発、内24発が初めて配備と評価された。 ...
4月から開始した総合安全保障プロジェクト。その一環として、ロシアを支える悪の枢軸の戦時体制について岩田清文企画委員が、最近の中国海警局の動向を中川真紀研究員が、それぞれブリーフィング。早朝からの開催でしたが、国会議員をはじめ企画委員など多くの参加者がありました。この総合安全保障プロジェクトの成果は、逐次、国基研チャンネルやホームページ上でも展開いたします。 【概要】 「新『悪の枢軸』戦時体...
「インドの総選挙と3期目を迎えたモディ政権」 近藤正規・国際基督教大学上級准教授
国基研企画委員を務める近藤正規・国際基督教大学上級准教授は6月28日、国家基本問題研究所の企画委員会で、「インドの総選挙と3期目を迎えたモディ政権」と題し、最近のインド情勢を概観し、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと幅広く意見交換をした。 近藤上級准教授の発言内容は概略次のとおりです。ちなみに、関連する詳細な報告書をホームページに掲載しますので参考にしてください。 【概要】 ...
『国基研チャンネル』-中国安全保障動向-
「中国海警局 最近の動向」 今月、尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入した中国海警船4隻は、全てに砲を搭載していた。さらに、中国が、日本船舶や協力者を抑留する根拠となる規定を施行するなど、海警船の活動が活発化する可能性あり。中川真紀研究員が中国海警局の動向を分析します。 有元隆志 国基研企画委員中川真紀 国基...
「台湾立法院で今起きていること」 産経新聞客員編集委員・矢板明夫氏
産経新聞客員編集委員で前台北支局長の矢板明夫氏(今回新たに国基研企画委員に就任した)が企画委員らと意見交換をした。矢板氏は1月13日に行われた台湾総統選について解説して以来の来所で、今回はその後の台湾情勢の変化として立法院での与野党攻防を中心に語った。その概要は以下のとおり。 【概要】 本日6月21日は、朝から台湾立法院(国会に相当)で国民党が推す立法院改革法案が山場を迎えた。定数...
『国基研チャンネル』令和6年6月21日
第549回 頼清徳総統就任から1か月 台湾の政治情勢について解説 有元隆志企画委員と、新たに企画委員となった矢板明夫さんが、頼清徳総統就任から約1か月、台湾の政治情勢について解説します。総統選挙と同時におこなわれた台湾立法委員選挙で与党民進党は過半数割れ。その結果、立法院で民進党は少数与党となり、野党の提出した立法院改革5法案は、立法院の...
『国基研チャンネル』令和6年6月14日
第548回 日朝、モンゴル秘密接触をどう見るか 西岡力企画委員の解説。韓国中央日報で5月に日朝がモンゴルで秘密接触との記事。日本政府は否定も肯定もしない。もし記事が正しければ3月26日の金与正の「交渉しない」発言はブラフ。記事では北朝鮮の相手は偵察総局(軍の機関)だが、以前は国家保衛部か外交部。記事の真偽は不明で、揺さぶりの一つかも。確か...