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2019.02.06 (水) 印刷する

【詳報】 第11回 会員の集い シンポジウム「米中激突 日本の覚悟」

会員の集い/平成30年11月23日/ホテルニューオータニ 鶴の間


習近平国家主席は、2049年の建国100周年の暁には、中国は軍事的にも世界一になると断言。となれば、米中の摩擦は、経済だけにとどまるものではない。四海波高し。米中「新冷戦時代」に、さて、わが国はどう対処すべきか。田久保副理事長は、「護憲は戦争を望む人」のことであり、「改憲は戦争を防ぐ人」を指すと、「国基研会員の集い」で述べた。正解は、このあたりにあるのではないだろうか。

【登壇者略歴】

櫻井よしこ
ハワイ大学卒業(アジア史専攻)。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、日本テレビのニュースキャスターなどを経て、フリージャーナリスト。平成19年に国家基本問題研究所を設立し、理事長に就任。大宅壮一ノンフィクション賞、菊池寛賞、フジサンケイグループの正論大賞を受賞。「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称、民間憲法臨調)の代表を務めている。著書は『朝日リスク 暴走する報道権力が民主主義を壊す』『チベット 自由への闘い』『頼るな、備えよ――論戦2017』『一刀両断』『日本の未来』『日本の勝機―米中間の変化に果敢に向き合え』『日本国の復権』『議論の作法』『日本の敵』『問答無法』など多数。

田久保忠衛
昭和8(1933)年生まれ。早稲田大学法学部卒。時事通信社でワシントン支局長、外信部長、編集局次長などを歴任。杏林大学社会科学部教授(国際関係論、国際政治学)、社会科学部長、大学院国際協力研究科長などを経て、現在名誉教授。法学博士。国家基本問題研究所副理事長。正論大賞、文藝春秋読者賞を受賞。産経新聞社の「国民の憲法」起草委員会委員長を務めた。著書は『戦略家ニクソン』『米中、二超大国時代の日本の生き筋』『憲法改正、最後のチャンスを逃すな』など多数。

湯浅博
昭和23(1948)年東京生まれ。中央大学法学部卒業、産経新聞社入社後に、政治部、経済部。この間、大蔵省、外務省を担当。プリンストン大学Mid-Career Program修了。ワシントン支局長、シンガポール支局長を経て、現在産経新聞特別記者・論説委員。産経新聞に「世界読解」などコラム執筆中。著書は、『全体主義と闘った男 河合栄治郎』『覇権国家の正体』『歴史に消えた参謀 吉田茂の軍事顧問 辰巳栄一』『アジアが日本を見捨てる日』『アメリカに未来はあるか』『中国が支配する世界』など多数。

西岡力
昭和31(1956)年生まれ。国際基督教大学卒。筑波大学大学院地域研究研究科修了。在ソウル日本大使館専門調査員等を歴任。東京基督教大学教授を経て、現在、麗澤大学客員教授、モラロジー研究所歴史研究室長。北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)会長。朝日新聞「慰安婦報道」に対する独立検証委員会副委員長。国家基本問題研究所評議員・企画委員。正論大賞受賞。著書は『横田めぐみさんたちを取り戻すのは今しかない』『朝日新聞「日本人への大罪」』『よくわかる慰安婦問題』など多数。

 

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◆ シンポジウムのポイントを解説 今週の直言 「長期化しそうな米中対立」

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