公益財団法人 国家基本問題研究所
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国基研ろんだん

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2025年7月の記事一覧

文科省は2026年春から外国人留学生の増加を目的に、大学の定員規制を緩和する方針だと主要メディアが報じた。国際化や高等教育の活性化を掲げるこの政策は、一見すると時代に即した柔軟な対応のように映る。しかし、大学の現状と制度的背景を踏まえると、その拡大路線には、実効性や副作用に多くの疑義が残る。 大学教育の質の低下リスク まず、大学教育の質の問題がある。定員は本来、教員数、施設、カリキュラ...

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モンゴル国をはじめ、世界中のモンゴル人の間で今、大きな「ハーン」ブームが沸き起こっている。これは、天皇皇后両陛下がこのほど、7月6日から13日までモンゴル国を国賓として正式にご訪問なさったことによるものである。 天皇皇后両陛下のご訪問 今上天皇はモンゴルにおいて「ジブホラント・エジン・ハーン」と呼ばれている。ジブホラントは「令和」のモンゴル語訳であり、エジンは「主君」を意味する。かつて...

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「残された親世代は横田早紀江さん1人になった」   この言葉は本年2月、北朝鮮による拉致被害者有本恵子さんの父、有本明弘さんが亡くなってからよく聞かれるようになった。   恐らくこう言う人は、家族であれ議員であれ、あるいは支援者、また報道関係者であれ、事態が切迫していることを訴えたいのだろう。しかし、あえて言いたいのだが、この言葉は二つの意味で危険である。 政府認定拉致被害者以外の切...

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6月22日から26日まで中国の山東省威海市で開催された第32回原子力工学国際会議(ICONE32)に出席した。この国際会議は、日本機械学会、米国機械学会が1991年に東京で開催したのが第1回で、2005年に中国原子力学会(CNS)が参加するようになった。筆者は東京の京王プラザホテルで開催された第1回から参加している。開催地は輪番制で、日本、米国、欧州、中国の順に開催されている。今年はトランプ米大統...

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