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2021.06.11 (金) 印刷する

【詳報】 月例研究会「台湾有事は日本有事だ」

月例研究会/令和3年4月28日/東京・内幸町イイノホール

台湾有事は日本有事だ

建国百年にあたる2049年に向けて此れ見よがしに軍備を拡張する中国の前に、東シナ海、南シナ海、台湾海峡の波高し! 習近平主席の号令一下、台湾の現状を変更しようという中国のしたたかな意志はますます高まっていく。先のバイデン大統領と菅首相による日米共同声明には、「台湾海峡の平和と安定の重要性」が明記されたが、パネリストのひとり太田氏は、「きょうの香港、明日の台湾、明後日の沖縄」とその脅威を断言する。「台湾有事」は日本にとっても、喫緊の課題。この大事を、台北駐日経済文化代表処の蔡副代表と自民党きっての台湾通鈴木代議士とともに、櫻井理事長は考えてみた。

登壇者略歴

蔡 明耀(さい めいよう)

1953年台湾新竹生まれ。淡江大学東方語文学科卒業。1978年、行政院僑務委員会、1980年 に外交部(外務省)入省。在マラウイ中華民国大使館一等書記官、駐フィリピン代表処副部長などを歴任。1993年に亜東関係協会横浜弁事処部長に就任し、その後も中琉文経協会駐沖縄代表、台北駐日経済文化代表処僑務部長(参事官)、同業務部長(参事官)などを務めた。2009年に在スワジランド中華民国大使館特命全権大使に就任。さらに、2017年外交部主任秘書(大臣官房長)。2019年4月より台北駐日経済文化代表処副代表(特命政務公使)。

鈴木 馨祐(すずき けいすけ)

昭和52年2月生まれ。東京大学法学部卒業後、大蔵省入省。国際局、福岡国税局、NY副領事、厚生労働省(出向)等勤務を経て、平成17年衆議院議員初当選(現在4期目・神奈川7区(横浜市港北区・都筑区)・麻生派)。外務副大臣、財務副大臣、党青年局長、国土交通兼内閣府大臣政務官、外務委員会・TPP特別委員会・予算委員会・議院運営委員会・財務金融委員会理事等を歴任。日本国際フォーラム有識者政策委員を務めるほか、過去にはジョージタウン大学外交大学院フェローとして東アジアの国際政治を研究。台湾関係では、日台議員連盟幹事、自民党外交部会台湾政策検討PT副座長を務めるほか、特に青年局長を務めた平成28年~平成30年には二年間で7回訪台するなど、自民党内有数の親台湾派議員として知られる。頼清徳副総統をはじめ、台湾の与野党及び各界に知己多数。

櫻井 よしこ(さくらい よしこ)

ハワイ大学卒業(アジア史専攻)。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、日本テレビのニュースキャスターなどを経て、フリージャーナリスト。平成19年(2007年)に国家基本問題研究所を設立し、理事長に就任。大宅壮一ノンフィクション賞、菊池寛賞、フジサンケイグループの正論大賞を受賞。「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称、民間憲法臨調)の代表を務めている。著書は『言語道断』『親中派の嘘』『一刀両断』『愛国者たちへ 論戦2018-2019』『問答無用』『韓国壊乱 文在寅政権に何が起きているのか』『朝日リスク 暴走する報道権力が民主主義を壊す』『チベット 自由への闘い』『日本の未来』『日本の勝機―米中間の変化に果敢に向き合え』など多数。

太田 文雄(おおた ふみお)

昭和23(1948)年東京生まれ。昭和45年防衛大学校卒(14期)。米海軍兵学校交換教官、「ゆうぐも」艦長、スタンフォード大学客員研究員、米国防大学学生を経て、第1護衛隊司令。在米日本大使館国防武官、防衛庁情報本部長を歴任。平成15年ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院にて国際関係論博士号取得。平成17年退官(元海将)後、防衛大学校教授を務める。現在、国基研企画委員兼評議員。著書は、『「情報」と国家戦略』『国際情勢と安全保障政策』『同盟国としての米国』『日本の存亡は「孫子」にあり』『国際情報戦に勝つために』など多数。

櫻井よしこ 皆さま、こんにちは。きょうは「台湾有事は日本有事だ」というタイトルで月例研究会を開きます。本当は多くの皆さまがたにお出でいただく予定にしておりました。たくさんの人にお申し込みをいただき、会費までお支払いいただいておりましたが、政府が緊急事態宣言を出しましたので、やむなく、会場には、国基研の理事・評議員・研究員、そして登壇者の方のみにおいでいただくことになりました。今、流行りの言葉で言いますと、“無観客”の状況で、このセミナーを開かせていただきます。

日米首脳会談が行なわれまして、台湾問題に日米の双方とも新たな次元でコミットすることになりました。

まず基調講演をしてくださるのが、台北駐日経済文化代表処の副代表を務めていらっしゃる蔡明耀さんです。蔡さんは台湾の新竹生まれです。日本とは非常に交際が深くまた日本語も大変流暢で特命政務公使としてご活躍でいらっしゃいます。そのほか、前外務副大臣の衆議院議員、鈴木馨祐さん、そしてもう一人、国基研の評議員兼企画委員の太田文雄さんにご登壇いただきます。太田さんは防衛庁の情報本部長を務めておいででした。では、蔡副代表に基調講演をお願いしたいと思います。

蔡明耀 ありがとうございます。このフォーラムにお招きいただきまして、ほんとうに嬉しく光栄に思っております。またみなさまには、日頃より日本と台湾の親善友好に大きなお力をお借りしておりますことを、心から感謝を申し上げたいと思います。

早速ですが、二十分ほど時間をいただきまして日米首脳会談に対する台湾の対応についてお話ししたいと思います。

ひと言で申せば、これから日本の役割はますます大きくなると思います。日米同盟はますます強くならなければなりません。これには安倍前首相の努力、貢献が大きくて、安倍前首相に感謝しなければなりません・・・ 

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台湾有事は日本有事だ

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