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2013.03.21 (木) 印刷する

【詳報】 月例研究会 「習近平の中国に激震! 日、米、アジアはいかに対抗するか」

月例研究会/平成25年2月4日/全国町村会館


 アメリカでは、歳出の強制削減制度が発動され、国防費が大幅に削られる。一方、「強固な国防と強大な軍隊」を政策の軸とした中国は、国防費10.7%増、この10年でおよそ4倍に膨らんでいる。日本の安全にとって、まさに危機的状況と言っていいだろう。皮肉なことに、日本の年号「平成」の出典である『尚書』では、民主とは、民の主、つまり君主(=一党独裁)を意味している。中国がいかに「民主化」を標榜しようが、眉に唾?逆説の「民主国」にどう向き合っていけばいいのか──。

【登壇者略歴】

櫻井よしこ
ハワイ大学卒業(アジア史専攻)。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、日本テレビのニュースキャスターなどを経て、フリージャーナリスト。平成19年に国家基本問題研究所を設立し、理事長に就任。大宅壮一ノンフィクション賞、菊池寛賞、フジサンケイグループの正論大賞を受賞。『異形の大国中国』『宰相の資格』など著書多数。「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称、民間憲法臨調)の代表を務めている。

田久保忠衛
昭和8(1933)年生まれ。早稲田大学法学部卒。時事通信社でワシントン支局長、外信部長、編集局次長などを歴任。杏林大学社会科学部教授(国際関係論、国際政治学)、社会科学部長、大学院国際協力研究科長などを経て、現在名誉教授。法学博士。国家基本問題研究所副理事長。正論大賞、文藝春秋読者賞を受賞。著書は『戦略家ニクソン』ほか。産経新聞新憲法起草委員会委員長を務めている。  

野口東秀
昭和37(1962)年生まれ。私立暁星国際高校卒業、駒澤大学法学部中退。平成元年中国人民大学国際政治学部国際政治学科卒業、同大学初の外国人卒業生。平成2年、産経新聞入社、盛岡支局、社会部、外信部配属を経て平成16年から平成22年まで北京特派員。平成24年、同社退社。同年12月の衆議院議員選挙に日本維新の会公認候補として東京14区から出馬するも自民党松島みどり候補に敗れる。著書に「中国 真の権力エリート―軍、諜報、治安機関―」(新潮社)。

 

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13.2.4