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2014.04.04 (金) 印刷する

【詳報】 月例研究会 「親の責任、国の責任 ~日本の教育を取り戻す~」

月例研究会/平成26年1月28日/都市センターホテル・コスモスホール


戦前、教師は師範学校で専門教育を受けた訓導という資格の「聖職者」でした。
そこには、子どもたちを訓え導く高い志がありました。
しかし、戦後、師範学校教育は否定され、教諭という名の権利に執着する「労働者」が登場して、教育現場の劣化が始まりました。そんな「荒野」で学んだ生徒がやがて親になり、家庭教育の崩壊を招くという悪循環に陥った日本。自由と民主主義をはき違え、心を育くむこともおざなりにしてきた戦後教育を今こそ見直さなければ、国までが壊れてしまうと、熱い議論が繰り広げられました。

【登壇者略歴】

櫻井よしこ
ハワイ大学卒業(アジア史専攻)。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、日本テレビのニュースキャスターなどを経て、フリージャーナリスト。平成19年に国家基本問題研究所を設立し、理事長に就任。大宅壮一ノンフィクション賞、菊池寛賞、フジサンケイグループの正論大賞を受賞。「異形の大国中国」「宰相の資格」など著書多数。「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称、民間憲法臨調)の代表を務めている。

髙橋史朗
昭和25(1950)生まれ。早稲田大学大学院修了後、スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員を経て、現在明星大学教授、一般財団法人親学推進協会会長、男女共同参画会議議員。臨時教育審議会(臨教審)専門委員、新しい歴史教科書をつくる会副会長、埼玉県教育委員長などを歴任。アメリカに留学し、GHQ文書250万頁の調査研究を行う。「親学」推進に取組むとともに、「菊と刀」の成立過程を研究。著書に「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと」など多数。

義家弘介
昭和46(1971)年生まれ。北海道の北星学園余市高校に編入、明治学院大学法学部卒。99年母校の北星学園余市高校の教師になる。2003年、本人をモデルにしたテレビのドキュメンタリー番組が放映されて大反響を呼び、「ヤンキー母校に帰る」としてドラマ化された。内閣官房教育再生会議担当室室長、横浜市教育委員等を務め、平成19年参議院議員選挙に初当選。自民党政務調査会・文部科学部会長、文部科学大臣政務官等を歴任。平成24年衆議院議員選挙に出馬。現在衆議院議員。著書に「君に伝えたい! 学校や友達とのルール」「ヤンキー最終戦争 本当の敵は日教組だった」など多数。

細川珠生
昭和43(1968)年生まれ。聖心女子大学外国語外国文学科卒。平成7年、父・細川隆一郎氏と父娘関係を綴った「娘のいいぶん~がんこ親父にうまく育てられる法」で第15回日本文芸大賞女流文学新人賞を受賞。平成7年から始まった「珠生・隆一郎のモーニングトーク」、現在は「細川珠生のモーニングトーク」のパーソナリティを務め、放送回数950回を超える長寿番組。平成15年から23年まで、品川区教育委員。政治、教育、地方自治など、政治ジャーナリストとして精力的に幅広い取材をおこなっている。著書に「政治家になるには」など多数。

辻由起子
昭和48(1973)年生まれ。現在茨木市市政顧問、一般財団法人親学推進協会理事・親学アドバイザー・講師等を務める。全ての人が子育てを楽しめる社会を目指してギャルママ協会など子育て世代を支援する活動を積極的に推進している。著書に「たった5日で選挙に出ました」など。

 

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