公益財団法人 国家基本問題研究所
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国基研 講演会

2014.06.02 (月) 印刷する

【詳報】 月例研究会 「曲がり角に立つ日米関係」

月例研究会/平成26年4月14日/都市センターホテル・コスモスホール


昨年は『海賊とよばれた男』、今年は『村上海賊の娘』が本屋大賞を受賞。ともにベストセラーとなり、日本はあたかも「海賊」ブームのようです。
しかし、ひとたび目を外に転ずれば、中国とよばれる海賊が、東シナ海、南シナ海で「傍若無国」に暴れ回っています。クリミアも含めたこの危機に、「内向き」のアメリカが戦略転換をするのか。日米同盟はどう動いていくのか──。
今回、参加者は600名を超え、会場はびっしりと埋まりました。それだけ、日米関係の将来に対する日本人の「懸念」が強いということだと思います。

【登壇者略歴】

櫻井よしこ
ハワイ大学卒業(アジア史専攻)。クリスチャン・サイエンス・モニター紙東京支局員、日本テレビのニュースキャスターなどを経て、フリージャーナリスト。平成19年に国家基本問題研究所を設立し、理事長に就任。大宅壮一ノンフィクション賞、菊池寛賞、フジサンケイグループの正論大賞を受賞。「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称、民間憲法臨調)の代表を務めている。著書は『ニッポンの懸案: 韓・中との衝突にどう対処するか』『日本再興―論戦2013』など多数。

田久保忠衛
昭和8(1933)年生まれ。早稲田大学法学部卒。時事通信社でワシントン支局長、外信部長、編集局次長などを歴任。杏林大学社会科学部教授(国際関係論、国際政治学)、社会科学部長、大学院国際協力研究科長などを経て、現在名誉教授。法学博士。国家基本問題研究所副理事長。正論大賞、文藝春秋読者賞を受賞。産経新聞社の「国民の憲法」起草委員会委員長を務めた。著書は『戦略家ニクソン』『米中、二超大国時代の日本の生き筋』など多数。

湯浅博
昭和23(1948)年東京生まれ。中央大学法学部卒業、産経新聞社入社後に、政治部、経済部。この間、大蔵省、外務省を担当。プリンストン大学Mid‐Career Program修了。ワシントン支局長、シンガポール支局長を経て、現在産経新聞特別記者・論説委員。産経新聞に「世界読解」「くにのあとさき」などコラム執筆中。著書は、『覇権国家の正体』『歴史に消えた参謀 吉田茂の軍事顧問 辰巳栄一』など多数。

島田洋一
昭和32(1957)年生まれ。京都大学法学部卒、同大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。京都大学法学部助手(国際政治学)、文部省教科書調査官(公民担当)、福井県立大学助教授を経て、現在同大学教授。拉致被害者を「救う会」全国協議会副会長。国家基本問題研究所評議員・企画委員。著書は『アメリカ・北朝鮮抗争史』など多数。

 

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14.4.14