1 全 般
7月は例年各軍の訓練が活発化する時期であるが、本年は日本周辺・台湾での活動も多く確認され、軍を用いた威圧を企図した訓練が展開された。
中露海軍共同演習から引き続く中露海軍海上共同パトロールの艦艇が日本EEZ 内を航行し、日本を周回した。また、この間、中国艦艇が沖ノ鳥島近海の日本EEZ内で射撃を行った。
台湾海峡内を含む多くの海域で軍事演習の為の航行制限海域も設定された。
6月から開始された海警による台湾東方海域での法執行パトロールは7月も継続した。また同海域で中国海洋調査船を活動させ、それを日本海保巡視船から中国海警が護衛したと主張する報道を行い、中国の管轄海域との既成事実化を引き続き強化した。
7月6日には太平洋公海上に向け潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射試験を行い、成功したと公表した。SSBN戦略パトロールの実効性を示したものと言える。
南シナ海においては、中国海警法執行官が比海軍隊員を負傷させる等、威圧的な対応を強化した。




