公益財団法人 国家基本問題研究所
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2026.10.05 (月) 印刷する

北朝鮮経済回復論への反論

10月2日、企画委員会において西岡力・企画委員は、9月21日から25日まで「家族会・救う会・拉致議連」※とともに訪米し、米政府高官らと面談した結果について報告した。

訪問時期はニューヨークで国連総会が開かれており、米議会議員や政府高官、シンクタンクの専門家らが多忙な中にあったが、拉致問題のみならず北朝鮮情勢全般にわたり幅広い意見交換を行うことができたとのこと。

西岡氏が訪米を通じて感じた米側面会者の北朝鮮に抱く印象は、北朝鮮はロシア派兵に対する多額の代価を得たことで経済が回復し軍備も向上した結果、現在の北朝鮮は自信と余裕を深めており、対米・対日交渉で優位にある、という認識が概ね共通していたことであった。

しかし、実際に脱北者の証言などを総合すると、ロシアからの資金提供で経済が改善しているというような情報は根拠に乏しく、全く現地の現実を反映していないことが分かるという。

今回の報告に関する西岡氏の論考を「今週の直言」に、論拠となる資料を「ろんだん」に掲載したので、あわせて参照されたい。

今週の直言
【第1407回】北朝鮮経済回復説は事実に反する

国基研 ろんだん
北朝鮮経済回復説に反論する脱北者たち

※家族会:北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
 救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
 拉致議連:北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟

(了)