2013年10月の記事一覧
新防衛計画の大綱策定へ期待 宗像久男・元東北方面総監
宗像久男・元自衛隊東北方面総監(日本製鋼所顧問)は10月18日、国家基本問題研究所企画委員会で「新防衛計画の大綱」などについて語り、企画委員と意見交換した。 防衛計画の大綱は“賞味期限”が年々短くなっており、現在の大綱は平成22年、民主党政権下で策定された。わずか3年で、安倍政権が見直し作業に入っている。 宗像元総監によれば、これまでの大綱は周辺情勢を一顧だにせず「国力国情に応じて効率的...
金杉・外務省アジア大洋州局審議官と意見交換
外務省アジア大洋州局の金杉憲治審議官は10月18日、国家基本問題研究所の企画委員会に出席、日韓関係の現況について企画委員と意見交換を行った。金杉審議官が外務省の基本的な考え方を説明、その後の意見交換は首脳会談、慰安婦、「民間人徴用」、大法院裁判官構成、経済関係、文化交流など多岐にわたった。 ...
「中国の無人機進入に対応せよ」 ジェームズ・アワー 米ヴァンダービルト大教授
米ヴァンダービルト大(テネシー州)のジェームズ・アワー教授は10月11日、国家基本問題研究所で、オバマ政権や日米関係の現況について研究所の企画委員と意見交換した。この中で、アワー教授は、尖閣諸島付近の「日本の防衛識別圏」に進入した中国の無人機(UAV)への対処について言及、日本側が対応策をとらなければ中国はさらに対日攻勢をエスカレートさせよう、との懸念を表明した。 また、アワー教授は、日本が...
麻生発言に関する当研究所の見解
平成25年7月29日都市センターホテルでおこないました月例研究会「日本再生への道」は、麻生副総理・財務大臣の発言を巡り、朝日新聞をはじめとして国内外の「注目」を浴びました。 発言内容について大いに興味がおありだろうと思います。しかし、詳報では「その部分」を削除しています。当初は、悪意の曲解を正すためにも、大臣発言の真意をしっかり読み取ってお伝えするつもりでした。 しかし、大臣が「ナチス政...