2009.08.17 (月)
【意見広告】 真の「争点は」何でしょうか?
平成21年8月16日
一般財団法人 国家基本問題研究所
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一般財団法人 国家基本問題研究所
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麻生さんの自民党は「安心社会の実現」を、鳩山さんの民主党は「政権交代」を訴えて、総選挙が始まろうとしています。
麻生さん、「安心社会」とは、どのような社会を想定していらっしゃいますか?
鳩山さん、「政権交代」の先には、どのような国造りをめざしていらっしゃいますか?
日本はいま、重大な国家の危機に直面しています。北朝鮮の核ミサイルの脅威と拉致された同胞の救出、異民族を弾圧し難民を強制送還し異常な軍拡をする中国、空洞化の危機に瀕する日米同盟、展望も戦略もない経済政策、国益無視の地球環境政策、歪んだ戦後教育、「行使できない」集団的自衛権、放置されたままの憲法。
「政権選択選挙」であればこそ、これら国家の基本問題への対応が争点でなければなりません。しかし、政党や候補者はこうした最重要の問題について見て見ぬふりをしています。これでいいのでしょうか。
各政党、候補者の皆さん、「政権選択選挙」を意義あるものとするために、「真の争点」について、逃げずに正面から受け止め、真剣に議論してください。それがあなたがたの責務です。私たち国家基本問題研究所は、そのことを、強く求めます。
8月16日(日)産経新聞、日経新聞 に掲載
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