在日イスラエル大使館のペレグ・レヴィ公使は8月1日、国家基本問題研究所で、ゲスト・スピーカーとして「イスラエルから見た中東情勢と世界」について語り、同研究所企画委員と意見交換した。
レヴィ公使は、“アラブの春”からイランの核開発問題、さらに現在直面しているガザ地区の原理主義組織ハマスとの軍事衝突など広範な問題について見解を述べた。また、北朝鮮とイランとの関係、アメリカのユダヤロビー活動、ナチスによるホロコーストを日本の歴史問題にこじつける動きなどにも言及した。
レヴィ公使は、南米ウルグアイ生まれのイスラエル外交官で、11年秋から東京の大使館で公使を務めている。