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2021.11.12 (金) 印刷する

『民主主義国家の政軍関係を考える』 廣中雅之氏

元航空教育集団司令官で現在大阪大学大学院招聘教授の廣中雅之氏が11月12日、国家基本問題研究所企画委員会に来所し、櫻井よしこ国基研理事長をはじめ企画委員らと、意見を交換した。

廣中氏は、米国の歴史の中で大統領と軍部との関係、大統領と議会との関係などを紐解き、S・ハンチントンの理論をからめて、民主主義国家における政軍関係について学術論を展開した。

今回の話は、国基研が研究対象としている政軍関係の基本事項の復習でもあり、今後の研究の基盤として大いに参考となった。

【略歴】 
山口県出身、1979年防衛大学校卒、統幕運用部長、西部航空方面隊司令官、航空支援集団司令官、航空教育集団司令官などを歴任(2014年退官)。ジョンズ・ホプキンス大学SAIS修了。退官後は、戦略国際問題研究所客員研究員、スタンフォード大学国際安全保障研究所研究員、新アメリカ安全保障研究所上級研究員、米国・笹川平和財団国家安全保障・外交問題研究員及びアジア・パシフィック・イニシアティブ・シニア・フェローなどを歴任。現在、大阪大学大学院招聘教授、政策研究大学院大学非常勤講師。著書『軍人が政治家になってはいけない本当の理由』(文春新書、2017年)

(文責 国基研)