公益財団法人 国家基本問題研究所
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国基研ろんだん

森戸幸次の記事一覧

「残忍な皇太子を認知」 米国のバイデン大統領が就任後、初めて中東を訪問、最大のハイライトのサウジアラビアでは事実上の最高指導者ムハンマド皇太子と直接会談するなど、4年前のジャーナリスト殺害事件で悪化していた両国関係を修復した。ロシアのウクライナ侵攻後、国際社会は激変し、米国が主導する西側陣営と中国、ロシア、イランとの角逐が強まっており、米国としては、「中東域内の安全保障の空白を彼らに埋めさせ...

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 6月、「中東の暴れん坊」と称されるイランとイスラエルで政権交代が相次いだ。混迷する動乱時代の中東と国際社会に新たな攪乱要因になるのか。 18日、イランで大統領選挙が実施され、国際協調を重視する穏健派のロウハニ師に代わって反米保守強硬派のライシ師(60)が選ばれた。40年前、イランはイスラム革命でパーレビ王制独裁を打倒してイスラム法学者が統治する政教一致の「イスラム共和国」を樹立、最高統治者...

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 2021年春、イスラエルとハマスの軍事衝突は、ガザを主戦場に長年繰り返されるパレスチナ問題の根深さと悲惨さ、そして解決の至難さを、私たちにあらためて考えさせる機会となった。これを奇貨として政治解決へ主導する国際社会の取り組みが必須だ。 過去4年間、トランプ米政権時代の中東は、昨年9月の「アブラハム合意」(イスラエルと湾岸諸国の国交正常化)に見られるように、パレスチナ問題の解決を事実上棚上げ...

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