当研究所の理事兼企画委員の奈良林直氏が、日本機械学会の動力エネルギーシステム部門で、我が国の動力エネルギーシステム分野の発展に多大に貢献されたとして、功績賞を受賞されました。
日本機械学会は会員数3万5千人のわが国でも屈指の学会で、その中で、動力エネルギーシステム部門は、原子力・火力・再生可能エネルギー・水素エネルギーなどの発電と動力に関する部門で、現在4250人の会員が所属しています。
奈良林氏曰く、
「会員は、自費の会費で活動し、我が国の国民の皆様のために、歯を食いしばって頑張っています。日本学術会議の混乱を見るにつけ、数多くの学会の貢献を知っていただきたいと思います。」
このメダルのデザインは、F・ベーコンの未完の大著『学の大革新』の第2部にあたる『新しい機関』の扉絵になります。科学という船が旧世界との境界を表すヘラクレスの柱(ジブラルタル海峡)を超え、新しい知識を求めて大洋に向かって船出する光景、つまり、「知識には際限が無い」ことを表しています。