【意見広告】 岸田首相よ 安倍晋三の遺志を継げ
安倍晋三元首相が亡くなったあとの日本にはぽっかり大きな穴があいています。岸田文雄首相に安倍さんの遺志を継いで前進するとの気概が感じられないからです。
いまにして思えば、安倍さんは「戦後レジーム」からの脱却を堂々と唱え、支持率を大幅に下げながらも平和安全法制を実現しました。自由で開かれたインド太平洋戦略という大旗の下に安全保障、外交を展開し、内政では経済成長政策を果敢に進めました。最終目標が戦後レジームの元凶である憲法改正にあったのは言うまでもありません。
国民にはわかっていました。逝去を悼み、弔事に参加した人々がどれだけ多かったことか。
核保有国の中国、ロシア、北朝鮮に囲まれた我が国は非常時にあります。最新の防衛白書も、いまの安全保障環境を「戦後最大の試練」を形容しました。軽武装の経済大国などという無意味な古証文は全く通用しません。だからこそ岸田首相は米国との間で、防衛費の相当な増額を公約したのでしょう。
岸田首相は安倍さんの唱えた戦後レジームからの脱却をいまこそ実現し、大きな穴を埋めるべきです。新時代に沿った安倍路線の実現を求めます。
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8月10日(水) 読売新聞、日経新聞、産経新聞に掲載
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