第492回 今年を振り返って
企画委員会でこの一年を振り返り来年も展望しました。全体主義独裁国家に振り回された一年。そんな中、対峙すべき米国や日本は国内問題で混乱。民主主義の弱みが露呈。しかし自由主義陣営として協力していく必要があります。日本の明るい展望は民間の力が強いこと。子供の教育も大事です。来年も課題は山積です。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第493回 北朝鮮ミサイル発射、危機感を持つべきは日本
北朝鮮は先の弾道ミサイル(米まで届く火星18号)発射を「試射」ではなく「訓練」と表現。試射なら国防科学院が、訓練なら軍が実施。今回は軍の演習、固体燃料ICBMの実戦配備と言えます。日本を射程に入れた戦術核ミサイルも配備されているのに日本は危機感が乏しすぎます。
西岡力 国基研企画委員兼研究員
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第494回 日本は国力回復のチャンス
日本経済を展望すると、ようやく脱デフレの境目。日本は対中国で重要な役割を担うが実態はどうでしょう。過去10年のGDP成長を見ると中国9.4兆ドルに対し米国9.2兆ドル、日本は-2兆ドルで米国の足を引っぱる格好です。日本は経済を再生し世界の安全に貢献するチャンスでもあります。
田村秀男 国基研企画委員
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第495回 自動車産業の未来は明るい
今年は輸出産業が経済を牽引しました。特筆すべきは自動車産業。来年も日本車にとってハイブリッド・ブームの予感です。すでに米国ではEVが頭打ちです。またダイハツは不正の問題に立ち向かい軽自動車産業を牽引していくことを期待します。
加藤康子 国基研企画委員
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