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2016.11.16 (水)

【意見広告】「もんじゅ」の活用こそ日本の道です

平成28年11月16日
公益財団法人 国家基本問題研究所
意見広告

「もんじゅ」の活用こそ日本の道です

 高速増殖炉を巡る日本国内の議論は、誤った方向に行こうとしているのではないでしょうか。私たちは「もんじゅ」の開発継続を求めます。
 政府は、高速炉*の開発は続けるとしながら、高速増殖炉*のもんじゅについては廃炉も含めて、12月に結論を出す方針です。
 日本のメディアは、もんじゅ廃炉を既定路線であるかのように報じていますが、むしろ世界はいま、高速増殖炉を最終目的にした高速炉発電の時代に入っているのです。
 高速増殖炉は2500年に渡ってエネルギーを供給する仕組みです。放射性廃棄物も劇的に減らします。
 政府は世論を気にしてか、わが国の高速炉開発技術をフランスとの共同開発によってつなぐといっています。しかし、地震国ではないフランスの技術は、わが国には不適当です。フランスへの巨額の投資は壮大な無駄遣いになりかねません。
 原子力規制委員会が厳しく批判したのは、もんじゅの技術そのものではなく、それを動かす人間の組織・管理に対してです。もんじゅを統括する組織を、産官学を挙げて立て直せばよいのです。
 もんじゅ廃炉ではなく、日本独自の技術で打ち立てた高速増殖炉完成を目指すべきです。

* 高速炉は、高速の中性子により核分裂反応を起こさせる。高速炉のひとつである高速増殖炉は、消費した燃料以上の新しい燃料を作り出す。また、高速炉には、放射性廃棄物を減らす効果もある。

2016.11.16

11月16日(水)読売新聞、朝日新聞
11月17日(木)産経新聞
11月19日(土)日本経済新聞 に掲載
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