2013年3月の記事一覧
「韓国は日清、日露戦争から学ぶべきだ」 ジェームズ・アワー 米バンダービルト大学教授
ジェームズ・アワー米バンダービルト大学教授は3月8日、国家基本問題研究所で、朝鮮半島と米中、日本の安全保障、歴史認識問題などについて語り、同研究所企画委員と意見交換した。アワー教授は元国防総省日本部長で、同大日本研究センターの所長を務めている。同教授の主な発言要旨は次の通り。 安倍政権に対する期待 防衛支出増、武器輸出三原則緩和、普天間基地の辺野古移転など安倍政権の滑り出しは順...
「日本の防衛強化、右傾化ではない」 クライド・プレストウィッツ 米経済戦略研究所所長
クライド・プレストウィッツ米経済戦略研究所(Economic Strategy Institute)所長は3月1日、国家基本問題研究所で、日本の現状と将来像について語り、同研究所企画委員と意見交換した。同氏はレーガン政権の商務長官アドバイザーを務め、「日米逆転」「ならず者国家アメリカ」などの著書もある日本専門家で、現在の日本に危機感を抱いて執筆を予定している日本提言書づくりの取材、調査のため来日...
「歴史問題でも中国に甘いアメリカ」 ロナルド・モース 元麗澤大学教授
ロナルド・モース元麗澤大学教授は3月1日、国家基本問題研究所で、「日米首脳会談と日本の歴史認識問題」について語り、同研究所企画委員と意見交換を行った。モース氏は、民俗学の名著「遠野物語」(柳田國男著)の英訳者として知られ、日本文化に造詣の深い専門家だが、歴史認識問題になると企画委メンバーとの見解の相違が明白だった。 モース氏は、先の安倍首相訪米、オバマ米政権の外交、歴史認識の三点について大要...
国際的な反日ネットワークの背景に北京
江崎道朗・日本会議専任研究員は2月15日、国家基本問題研究所で「中国共産党と反日国際ネットワーク」について語り、同研究所企画委員と意見交換を行った。この中で、江崎研究員は、中国、韓国からアメリカにも広がる反日ネットワークの背後には、日本や日米同盟を弱体化させる中国共産党の戦略があると指摘、少なくともアメリカの保守系グループの理解を得て連携を進めるために研究成果の英訳に取り組んでいることを明らかに...