2015年10月の記事一覧
アルナーチャル・プラデーシュ現地視察からの帰国報告 ペマ・ギャルポ 国基研客員研究員
ペマ・ギャルポ国基研客員研究員は、10月23日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し「アルナーチャル・プラデーシュ現地視察からの帰国報告」を行い意見交換した。 教授は著名なチベット出身の学者であり、このたび9月30日から10月7日の日程でインドの東北部にあるアルナーチャル州(中印国境地帯)へ視察のため渡航し、その現状について語った。 インドと中国の間で国境...
世界ウィグル会議の取り組みの現状 ラビア・カーディル 世界ウィグル会議議長
世界ウィグル会議議長のラビア・カーディル女史は10月16日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員と「世界ウィグル会議の取り組みの現状」について意見交換した。 同議長は、新彊ウィグル自治区の実業家であったが、民族問題などで政権批判を行ったことで投獄され、2005年に米国に亡命した後、世界ウィグル会議の議長に選出され今日にいたっている。 ウィグルの現状として、同議長が...
中国の諸問題 斎藤道彦・中央大学名誉教授
斎藤道彦中央大学名誉教授は、10月16日、国家基本問題研究所で櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し、「中国の諸問題」と題して講演、引き続き意見交換を行った。 斎藤道彦名誉教授は、中央大学で長年教鞭をとる傍ら、中国南開大学で研究するなど、現地をよく知る中国専門家である。著書に『尖閣問題総論』や『日本人のための尖閣諸島史』等がある。 当初、同行された中兼東京大学名誉教授により斎藤名誉教授の...
ジュネーブで慰安婦問題に取り組んで、帰国報告 杉田水脈・前衆議院議員(次世代の党)
次世代の党の前衆議院議員、杉田水脈氏は10月9日、国家基本問題研究所で櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し「ジュネーブで慰安婦問題に取り組んで」と題する帰国報告を行い、意見交換を行った。 杉田氏は、議員当選以前から氏のライフワークでもある慰安婦問題に取り組むなど、硬派な面をもつ政治家である。 同氏は、7月にジュネーブの国連女子差別撤廃委員会のプレセッションに出席し、慰安婦問題にまつわる...
憲法問題、改正への機運を逃すな ブラーマ・チェラニー インド政策研究センター教授
インドの民間シンクタンク、政策研究センターのブラーマ・チェラニー教授は10月2日、東京・内幸町の日本記者クラブで、国家基本問題研究所の櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員と「日印中米をめぐる国際情勢」について意見交換した。チェラニー教授は笹川平和財団主催のシンポジウムに招かれ、訪日した。 ブラーマ・チェラニー氏を囲んで国基研メンバーと 同教授はインド政府の国家安全保障会議の顧問や外相...