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2023年6月の記事一覧

名越健郎・拓殖大学特任教授は、6月30日(金)、国基研企画委員会にて、ウクライナ侵略戦争の渦中にあるロシアの民間軍事会社ワグネルが本国ロシアに反旗を翻した事件について語り、他の企画委員らと意見交換をした。概略は以下のとおり。 【講話概要】 ●ワグネル決起には多くの謎が ロシアの民間軍事会社ワグネルが本国に反旗を翻した事件は、世界的関心を呼んだが、いまだに謎は多い。ロシアには現在3...

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第400回 「プリゴジンの乱」を解説    いくつもの謎がある。ベラルーシのルカシェンコの言うことは真実か。国家的危機を外国首脳に丸投げすることはあり得ない。一方プーチンの存在感が希薄。ロシア・エリート層や愛国勢力がプーチン離れに向かうかも。来年の大統領選を見据えたロシア内政に影響するかも。「プーチン時代の終わりの始まり」   ...

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米国の戦略予算評価センターのトシ・ヨシハラ上席研究員は、6月28日(水)、国家基本問題研究所に来所し、中国の海洋戦略について説明し、櫻井理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 ヨシハラ教授は、著書『中国海軍VS.海上自衛隊』(ビジネス社、2020年)で2021年の第8回日本研究賞を受賞したが、一昨年の授賞式はコロナ禍のため来日できなかった。この度の来日の機会にようやく対面を果たす...

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第395回 ブリンケン米国務長官訪中    中国の高圧的な態度に米国がもみ手ですり寄る印象。中国経済が右肩下がりの実態を見誤ってはならない。中華思想で高圧的外交を展開する中国に対し宥和外交は無駄である。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員   ...

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第390回 また日本の先端技術が流出    国立研究開発法人の中国籍研究者を逮捕。国防7校の北京理工大の教授を兼務。容疑が不正競争防止法とは如何なものか。スパイ防止法がないと歯止めにならない。危機意識薄い日本の大学・研究機関は国益を守るべし。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員   ...

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南モンゴル人権情報センターのエンフバット・トゴチョグ代表ら米国在住の3名は、6月9日(金)、国家基本問題研究所企画委員会において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 代表らによる講話の概要は以下のとおり。 【概要】 ● 南モンゴル(内モンゴル自治区)の背景 まず南モンゴルの人権状況を話す前に背景を解説する。第2次世界大戦後、内モンゴル自治政府として中華民国か...

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第386回 人権状況に関しG7広島サミットの共同声明に南モンゴルは入らず 日本からもっと声をあげるべき   櫻井よしこ 国基研理事長瀬尾友子 国基研企画委員   第387回 長期化するウクライ...

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国基研は6月7日、柯文哲主席率いる台湾民衆党一行の来訪を受け、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員と両岸問題などに関し幅広く意見交換をした。 今回の訪問は、柯文哲党首をはじめ台湾民衆党一行が訪日する機会に、わが国の代表的研究機関の一つとして当研究所を指名し、実現したものである。一行には20を超えるメディアが随行し、その注目度の高さが覗えた。 櫻井よしこ国基研理事長及び柯文哲党首の挨...

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6月6日(火)、国家基本問題研究所は来日中のケビン・ドーク 米ジョージタウン大学教授を招き、特別講演会を東京・千代田区のホテルニューオータニで開催した。 ドーク教授は第1回日本研究賞を受賞した米国の歴史学者であり、今回は「アメリカの政治・メディアで中国はいかに議論されているか」というテーマで講演した。 講話の概要は以下のとおり。 【講話の概要】 現代アメリカのアカデミズ...

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第378回 今週の企画委員会 先日の拉致の会合で岸田首相がメッセージ、北朝鮮がすぐに反応。限られた時間の中、拉致問題が動くことを期待したい。6月1日に南アフリカでBRICS会合。基軸通貨で米ドル外しの動きあり。岸田首相はグローバルサウスを取り込めるか。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員...

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