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2014.04.07 (月) 印刷する

拉致問題に初の実質的進展 の可能性 西岡企画委員

 北朝鮮拉致被害者の支援組織「救う会」の西岡力会長(東京基督教大学教授)は4月4日、国家基本問題研究所の企画委員会で、拉致問題と北朝鮮情勢について語り、この中で、3月中旬、モンゴルで横田滋、早紀江さん夫妻と孫娘のキム・ウンギョンさん一家が面会したことは、2002年の小泉(純一郎・当時首相)訪朝以来、初めて実質的な進展の可能性が出てきた、ことを意味するとの見解を明らかにした。
 キム・ウンギョンさんは、拉致された横田さん夫妻の娘、めぐみさんと金英男さんの間に1987年生まれ、現在は結婚して女児をもうけている。今回の面会には夫と一歳未満の女児を連れて現れた。
 西岡会長は、自らがメンバーでもある企画委員会で、今回の面会について北朝鮮側がめぐみさん死亡謀略工作を行わなかったことを指摘している。また、この面会の実現は、すでに安倍(首相)・金正恩(第一書記)の交渉パイプができていることを示しているという。相手は統一戦線部から国家保衛部に移ったのでは、との見方もあきらかにしている。
 西岡氏によると、金正恩第一書記は2012年、側近でNo2の実力者といわれる張成沢氏(昨年粛清された)の勧めを受け入れて、拉致された8人死亡を維持する従来の説明を維持するA案と、それを覆してめぐみさんらを返すB案の損得を検討するよう、指示したという。(文責・国基研)

 

14.04.04(1)