山上信吾・駐オーストラリア特命全権大使は、5月26日、一時帰国の折、国基研を訪問し、ゲストスピーカーとして講話し、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。
大使は、2020年に豪州に赴任して1年半を経過し、その勤務期間を通じて肌で感じた現地の様子などを簡潔に説明した。その多くは、すでに豪州に関する様々なトピックを大使が配信するメールマガジン「南半球便り」で記載されているとおり、実に示唆に富む内容であった。
大使はクアッド首脳会合が東京で開催されるにあたり帰国する機会を得て来所された。24日には日豪首脳会談もあり、先の豪州連邦議会総選挙で勝利したアルバニージー新首相の記念すべき外交初舞台となったのがわが国であったことは、今後の日豪関係をより進化させる上で大変良い機会になったという。(文責 国基研)