第310回 中国の気球はスパイ気球か、気球兵器か。 かつて気球から極超音速ミサイル発射実験の報道も。他人事でない日本はG7議長国として対中強硬策をリードできるか。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第311回 中国偵察気球の意図 中国主張の民間バルーンはウソ。F22で撃墜は過剰ではない。かつて中国も戦闘機で気球を撃墜した。偵察衛星ではカバーできない情報収集が狙い。生物化学兵器運搬や電波ジャミングもかけられる。軽視してはならない。
太田文雄 国基研企画委員兼研究員
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第312回 バルーンゲート 今米国ではウォーターゲート事件に擬えバルーンゲートという言葉が生まれている。弱腰バイデン大統領の一般教書演説では共和党から野次続出。演説でイラン・台湾・北朝鮮に言及無し。日本はバイデン政権への警戒の目を怠るな。
島田洋一 国基研企画委員兼研究員
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第313回 元戦闘機乗りが中国偵察気球を解説 200ノットの偏西風に乗ればバルーンでも相当早い。最悪のシナリオは兵器化。高度で風向風速は異なる。この情報が気球操縦の鍵。実証実験のためのバルーンではないか。
織田邦男 国基研企画委員
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第314回 核を持つ飢えた国 北朝鮮最新事情です。餓死者が多数という報道あり。ケソンだけでなく飢えが拡散。市場に物があっても買えない庶民。党・官憲・軍も飢える。しかし表面では大規模軍事パレード。不満が内部で高まっている。核を持つ飢えた国が北朝鮮の実態です。
西岡力 国基研企画委員兼研究員
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