第365回 米韓首脳会談について 重要な意味を持つ会談。米国の核の信頼性に韓国が現実的に即応した。国防意識が高い韓国に比べ、日本の国会で核は議論さえできない。事態は切迫している。世論も国会も素通りでいいのか。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第366回 韓米首脳会談の意義 米国は着実に衰退し、就中、ウクライナ問題でロシア核恫喝に対し米国は動かず、核の傘信頼性に陰りが。他方、韓国独自核武装論が高まる中、米韓が協議体を。日本は未だに非核三原則・専守防衛から抜け出せず。小手先の対策だけではわが国を守れない。
田久保忠衛 国基研副理事長
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第367回 尹大統領が米国訪問でワシントン宣言 その中で米韓が核協議グループを。今年になり北朝鮮は米国まで届く核を持った。この軍事的危機の高まりの中、韓国は米国と協議した。日本の状況も同じなのに議論さえしない。危機感が乏しいと言わざるを得ない。
西岡力 国基研企画委員兼研究員
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第368回 保守政党の矜持はどこに 自民党に戦う政治家がいなくなった。学術会議の改革法案も出さない。テロを容認する「トンデモ発言」教授にも対応できない。LGBT問題で逆差別は議論せず進めようとする。保守政党の矜持はどこにいった。(あくまで個人の見解として)
島田洋一 国基研企画委員兼研究員
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第369回 日本学術会議 中国科学技術協会と覚書を交わしている。軍民融合の中国に積極協力する学術会議だが、日本の国防研究は忌避。しかも学術会議会員は特別職国家公務員。これでいいはずはない。
奈良林直 国基研企画委員
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