第470回 中国は変わっていない
米中首脳会談が行われました。会談前に中国側は米国にいくつもの注文をつけたと。習近平氏が歩く道に赤いカーペット、沿道の旗は中国国旗だけなど。中国の本質は変わらない、だから中国の政策も変わらない。他方、米議会は強硬だが経済界は融和的。要注意です。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第471回 米中首脳会談を裏側
サンフランシスコで4時間の会談後、バイデン氏の「独裁者」発言。これは強気を示したものではない。中国とバイデン家の癒着を隠すための煙幕に過ぎない。人権問題にも踏み込めない弱腰ではなめられるだけ。日本人も中国に拘束されている。ご家族が声を上げたらどうか。
島田洋一 国基研企画委員兼研究員
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第472回 中国に騙されるな
島田氏と同じく米中首脳会談を評価すると、決して楽観視できない。表向きは友好的だが本質は違う。習近平氏の言葉「地球は両国が成功するのに十分な大きさ」は、世界を米中で2分しようとする野心の現れ。まずは西太平洋から米国を追い出すだろう。日米はさらに注意力を高め抑止力を強化すべき。
冨山泰 国基研企画委員兼研究員
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第473回 食料品は非課税に
政府の総合経済対策の問題は、減税議論が不十分なこと。所得税の定額控除と給付で進んでいるが、一回限りの所得税減税は貯蓄にまわるだけ。消費税の減税であれば一般民衆を直接助ける。特に軽減税率8%は食料品にかけられるので、これを時限的に非課税にしたらどうか。
本田悦朗 国基研企画委員兼研究員
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