第499回 田久保忠衛さんを悼んで
国基研を共に創り上げた田久保副理事長が1月9日に亡くなられました。民主主義、言論の自由、国体などをとても大事にされ、病床で最後の時まで国体の勉強を続けておいででした。このような姿勢を私たちも見習い、国基研はこれからも頑張ってまいります。応援よろしくお願いします。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第500回 靖国参拝批判について
現役自衛官が靖国神社に公用車を使って参拝したことが報道され問題化しました。次官通達に違反したといわれます。そもそも政教分離の憲法解釈は間違いだと思います。加えて最高裁でも取り上げる目的効果基準によれば、英霊を祀る施設に自衛官が行くことは何ら問題とはならないはずです。
髙池勝彦 国基研副理事長
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第501回 台湾総統選挙の日本における教訓
13日は台湾総統選挙。わが国への教訓は、中国の飴と鞭を知ること。飴は国民党融和派への優遇措置、鞭は軍事的威圧。日本にも政治的に飴をちらつかせ、鞭として偽情報を垂れ流す。中国の影響力行使作戦には即座に対応すべきです。
太田文雄 国基研企画委員
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第502回 台湾総統選後の米中関係を占う
天下大乱を予感する1年が幕を開けました。ウクライナ戦争、イスラエルのガザ紛争、次は台湾が第3の戦域になる可能性。そんな時に中国から米国に秋波が送られました。背景には中国経済の危機感があるのでしょう。米中関係に何があってもおかしくない中、日本は新たな緊張に備える覚悟が必要です。
湯浅博 国基研企画委員
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第503回 金正恩氏、岸田首相に見舞い電報で拉致動くか
新年早々驚くべきことが起きました。1月5日に能登半島地震へのお見舞い電報が北朝鮮から届いたのです。そこには「岸田文雄閣下」とありました。過去のお見舞い電報は朝鮮総連宛てなのに較べ破格の扱い。しかも韓国を同族から敵国扱いした直後のこと。何かしらのシグナルと思われます。この機会を拉致問題に生かしたいです。
西岡力 国基研企画委員
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第504回 内燃機関の技術を守れ
日本の自動車輸出台数を中国が上回ったというNHK報道がありました。その理由はEVの販売といいます。しかし米ブルームバーグ通信の分析はNHKと異なり、ロシアへの輸出伸長が理由といいます。西側制裁の穴を埋めたといいます。現実問題として世界市場でEVはもう期待できません。すでに内燃機関への回帰現象も相次ぎます。日本のEV一辺倒の報道に惑わされてはいけません。
加藤康子 国基研企画委員
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