12月7日(木)、台湾のシンクタンク・台湾安全保障協会(台北)で、国基研から太田、島田び両企画委員が参加して第2回日台交流会議を行なった。先方は羅福全会長、陳重光理事長、李明峻副理事長、林彦宏氏の四名が参加した。
意見交換は、本年10月に米シンクタンク Project 2049から出版され、産経新聞でも11月18日(土)と20日(月)に一面の特集記事として取り上げられた「2020年までに中国は台湾に武力侵攻」という内容の『The Chinese Invasion Threat』について行った。
先方は「この種の中国台湾侵攻予測書は1990年代にも台湾で出版された事がある。現在、中国は台湾の就職できない大学卒業生数百人を台湾の平均的な給料の倍を出して処遇、中国への警戒感を低減させており、最大の問題は台湾人の危機感の欠如である」としていた。