国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は、『国基研紀要』創刊号を発行しました。
国基研は創設から13年、一貫して日本国の在り方を問い続けてきました。そしてこのたび、研究機関として更なる発展を期して企画した研究誌である『国基研紀要』を刊行する運びとなりました。
謹んでお知らせするとともに、末永くご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
令和時代の課題と展望
櫻井 よしこ|国家基本問題研究所理事長
米主導の自由主義世界秩序の行方 ― R・ハース氏の近著を中心として
田久保 忠衛|国家基本問題研究所副理事長
中国の国家戦略とグローバル世界における位置
China’s National Strategy and Its Place in a Globalized World
ジューン・トーフル・ドレイヤー June Teufel Dreyer|米マイアミ大学教授
習近平政権の〈来し方〉と〈行く末〉― 悠久の歴史を背景に考える
北村 稔|国家基本問題研究所理事
米中覇権争いの政治経済学 ― 華夷秩序の拡大を狙う中国
湯浅 博|国家基本問題研究所主任研究員
少数民族政策にみる中国の本質 ― チベット・新疆ウイグル自治区における「中国化」の意味
平野 聡|東京大学教授
インド太平洋は自由で開かれた地域になるか
Will the Indo-Pacific become “free and open”?
ブラーマ・チェラニー Brahma Chellaney|インド政策研究センター教授
「アメリカ第一」はどこから来てどこへ行くのか
冨山 泰|国基研企画委員兼研究員、元時事通信外信部長
アメリカの同盟政策と在韓米軍撤退
石川 幸一|アジア研究所特別研究員
世界経済の政治的トリレンマ
島田 洋一|福井県立大学教授
グローバリズムの正体 ― エマニュエル・トッドの所見 ―
堀 茂樹|慶應義塾大学名誉教授
李栄薫 著 『反日種族主義 日韓危機の根源』(文藝春秋)を読む
六人の初老の男はなぜ韓国を批判したのか
鄭 大均|東京都立大学名誉教授
反日史観と闘う韓国知性たちの挑戦
久保田 るり子|産経新聞編集委員、國學院大學客員教授
日韓で異なる副題と「種族主義」という用語について
西岡 力|国基研企画委員兼研究員、麗澤大学客員教授
次期戦闘機開発は国益を考えて
黒澤 聖二|国家基本問題研究所事務局長兼研究員