第183回 岸田首相は気概を示して欲しい 「アベロス」の日本を世界は注視。安倍元首相の追悼演説を誰が読むかさえ決められない。そんな政権には不安しかない。岸田首相は気概を示して欲しい。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第184回 日本学術会議について 日本学術会議の問題。これまでの軍事研究反対方針は改善したのか。今回、内閣府特命大臣への回答で、AI、量子コンピューターなど先端科学技術のデュアルユース問題で単純に線引きは不可能と。今さら感はあるが内容は当然。
奈良林直 国基研企画委員
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第185回 バイデン米大統領がまた失言か 米中関係が緊迫する中、バイデン米大統領がまた失言か。ペロシ下院議長訪台に米軍反対なら米国分断。弱みを見せるとその隙を中国は必ず衝く。米国は台湾への伝統的曖昧戦略を改めるべき。
湯浅博 国基研企画委員兼研究員
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第186回 佐渡金山のユネスコ登録、審査に入れず。 まさに驚きのニュース。原因は単純な書類不備。朝鮮人戦時労働者問題とは無関係とのこと。文化庁の失態では済まされない。国益を棄損するミス、重く受け止めるべき。
西岡力 国基研企画委員兼研究員
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第187回 「進む中露連携」。だが連携には疑問符。 産経新聞一面の見出し「進む中露連携」。だが連携には疑問符が付く。決して中露は一枚岩でない。露にはオホーツク海が戦略核の聖域。他方中国は北極海航路に至る日本の海峡に魅力。日本には中露の思惑を逆手に取る戦術が必要だ。
太田文雄 国基研企画委員兼研究員
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