第333回 日韓首脳会談 関係修復は大事だが、合意には注意が必要。そもそも関係が悪化した原因は韓国側にある。問題が蒸し返される原因は1910年の日韓併合条約の見方。国際法上合法は当然の事実で、何を言われてもこの立場を崩してはならない。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第334回 黒海上空で米無人機がロシア戦闘機と接触・墜落の原因 元戦闘機乗りの視点から、ロシアパイロットの稚拙な跳ね上がり行為と考える。米側が公開した映像が全てを物語る。ロシアはプロフェッショナリズムの欠如を曝け出した。
織田邦男 国基研企画委員・元空将
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第335回 新日銀体制に一言 日本社会はエネルギー価格が高騰し、消費縮小で未だデフレマインドが残る。この現状を踏まえ、消費拡大・物価上昇2%目標まで金融緩和政策の維持に期待。利上げも時期尚早である。
本田悦朗 国基研企画委員・元スイス大使
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第336回 カーボンプライシングに苦言 炭素に価格を付け排出者の行動を変容させる政策。日本はEUをお手本に制度設計。しかしドイツはすでに鉄鋼業界が「死刑宣告」と猛反発。しかもEUは産業用電気代を減免するが、日本は高額で炭素賦課金までも。鉄は日本の屋台骨。首を絞めるだけの制度は即刻再考すべし。
加藤康子 国基研企画委員・元内閣官房参与
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