第337回 日本の価値を見直す機会 習近平氏がプーチン氏とモスクワで会談。その裏で、岸田首相がウクライナを電撃訪問。課題はあるが、中国と日本の国際社会の立ち位置が際立つ訪問を評価したい。同じころWBCで日本が優勝。日本の価値を見直す機会にもなった。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第338回 岸田首相を高く評価 岸田首相への個人的評価。当初は吉田ドクトリン(軽武装経済大国)がモットーということで低かった。しかし最近好ましい変化がみられる。その1は、安倍路線の継承。その2は、ウクライナ訪問の決断。高く評価したい。
田久保忠衛 国基研副理事長
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第339回 いま中国が活発に善意の調停者を演じている サウジとイランを仲介し、ロシアを訪問して会談。中国にとりウクライナ戦争で仲介する理由は、ロシアを負けさせないこと。そのためには今後欧州を懐柔していくことが予想される。日本は注意すべき
湯浅博 国基研企画委員兼研究員
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第340回 中露連携の中身を注視 習近平氏とプーチン氏との会談は10時間に及んだ。一体何が語られたか詳細は不明。朝鮮戦争時の旧ソ連は、中国の参戦を許可する裏で中東欧支配を固めた。今度は中国がロシアの負けを回避して台湾問題を有利に運びたいのでは。今後中露連携の中身を注視していきたい。
江崎道朗 国基研企画委員
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第341回 尹大統領訪日で関係改善は好ましいが・・・ 日韓関係の話。尹大統領訪日で関係改善は好ましいが、真の改善とはいえない。歴史の真実に立っていないから。3月21日の韓国国務会議での尹発言は看過できない。詳しくは動画の中で。
西岡力 国基研企画委員兼研究員
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第342回 中露共同声明の意味 反米同盟という共通の戦略目標がポイント。軍事力でない米国覇権は通貨・金融にある。旧ソ連は米ドルのパワーで崩壊。現在は中国人民元が米ドルの支配を受ける。人民元は国際決済通貨でもない。中国はペトロ・ダラーに対抗できるペトロ・人民元を模索。サウジ・イランの仲介は反米ドル覇権に繋がる。詳しくは動画と国基研HP「活動報告」で。
田村秀男 国基研企画委員
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