第159回 地政学の泰斗ニコラス・スパイクマンのような大局観をもて 地政学の泰斗ニコラス・スパイクマンについて。マッキンダーのランドパワー理論を踏まえリムランド理論を提唱。日本の真珠湾攻撃直後、米国は将来敵国・日本と連携するとした主張は慧眼。今の政治は視野狭窄ではないか。大局観をもった舵取りを期待したい。
櫻井よしこ 国基研理事長
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第160回 旧敗戦国・日独が国際舞台の主役に登場 米国の外交問題評議会が注目する。旧敗戦国・日独が国際舞台の主役に登場と。両国とも軽武装経済大国だったがウクライナ問題で大きく方針を転換。今後新しい国際秩序が形成されるだろう。
田久保忠衛 国基研副理事長
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第161回 世論より二周遅れの永田町 現状を川柳にしてみたら「世論より二周遅れの永田町」ではないか。世論調査結果は専守防衛、核共有の議論を求める。武器輸出三原則が一部緩和でもウクライナに攻撃武器の提供なし。実際に提供出来たら効果は計り知れない。日本には国産対艦ミサイルがある。
太田文雄 国基研企画委員兼研究員
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第162回 韓国尹政権発足でも日韓関係は正常化しない 米韓関係は正常化しても歴史問題改善の見通しは暗い。尹政権の外相も駐日大使も日本に譲歩を求めるが、勝手に合意を覆したのは韓国側だ。極東安保のため韓国海軍によるレーダー照射事件も謝罪して解決せよ。
西岡力 国基研企画委員兼研究員
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