第302回 米独の決断を日本は見習うべき。 米独が最新式戦車のウクライナ供与を決定。米独の決断を日本は見習うべき。岸田首相がウクライナを訪問すると聞くが、何を手土産にするのか。兵器が駄目なら移動通信局の設置などもある。ただし紛争地域の要人訪問は普通隠密なのでは?
櫻井よしこ 国基研理事長
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第303回 ドイツ政府がレオパルト2戦車の供与を決定 米国のエイブラムス戦車提供が独決断の決定打になった。ただしエイブラムスは最強だが使いづらい。ジェット燃料や高度な整備能力も必要。米国の意思の象徴としての役割でしかない。軍事的にはレオパルト2が実戦的。早期の実戦化が望まれる。
織田邦男 国基研企画委員
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第304回 戦争は待ってくれない。素早く適応するための議論を進めよ。 ウクライナの東部戦線膠着を打破する必要。独ショルツ政権の戦車供与決断は評価できる。ただし政治的お膳立てが必要で、バイデン政権のエイブラムス戦車供与は大きな後押しになった。バイデン政権も議会や国民の後押しで決断した。他方、日本はようやく防衛費2%や反撃能力保有の緒に就いたばかり。戦争は待ってくれない。素早く適応するための議論を進めよ。
湯浅博 国基研企画委員兼研究員
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