拉致担当相に決まった加藤勝信衆院議員(新設の1億総活躍担当相と兼任)は、以前から安倍首相に近く、国基研とも関係の深い政治家である。
私も一度、国基研・国会議員有志訪印団で、数日間加藤氏と行を共にしたことがある。理念的にしっかりした政治家だと思う。
前官房副長官で側近の加藤氏を拉致担当相にという人事は、今後、官邸主導で拉致問題解決に当たるという北朝鮮へのメッセージ、と捉えたい。これまでのような外務省中心ルートで北に主導権を握られてはならない。
なお、国基研HPの「国基研代表団と国会議員団が訪印」参照。
《時事 2015/10/07
1億相・加藤氏が拉致兼務=島尻氏は沖縄・北方-改造内閣、今夕発足
第3次安倍改造内閣が7日夕、発足する。新設の1億総活躍担当相として初入閣する加藤勝信官房副長官(59)が拉致担当相を兼務することが内定。……》